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ご存知の方もいらっしゃると思いますが、あらためてご紹介させていただくのは、車をドレスアップやカスタムさらに大掛かりな改造をする上で避けて通れない車検についてです。

皆さんは、交通小六法という言葉(辞典)を見聞きしたことがありますか? 交通小六法は、いわゆるクルマの六法全書みたいなもので、クルマに関連する法律をまとめた辞典の事です。その中でもクルマの改造にもっとも関わってくる法律が道路運送車両法になります。

 



今から20年ほど前の事になりますが、その頃わたしは88ナンバー(特殊用途車両のナンバー)を取得したく、この道路運送車両法を独学で勉強した事があります。その中でも道路運送車両の保安基準という法令は、車検に関わるもっとも密接な法令である事を知りました。初めは専門用語がばかりで何が書かれているのかサッパリわかりませんでしたが、見慣れてくると興味をそそる内容ばかり。ドアのないクルマ、シートベルトのないクルマ、ウインカーが無くても大丈夫な理由、全てがこの法令によって規制されていたのです。

 



更に色々と調べ進むうち、陸運局で検査業務を担当する検査官が携帯している、検査現場での手引書(ハンドマニュアル)が存在する事を知りました。こちらになると検査現場で分からない事があった時に見るカンニングペーパーみたいな物で、検査内容についての検査基準が端的に記載されていたのです。この手引書になると、コミック漫画を読むような感覚で色々な規制内容がスラスラと読めてしまい、気が付けば法令の解釈について検査官と意見交換が出来るまでになっていました。

 



ですから、今回の「PTクルーザー・改造計画」は、害のある違法改造車ではなく明るく健全な合法改造車を目指して進めて行きたいと思います。

ちなみに、最初の目標であった88ナンバーの取得は、カローラバン・ワゴン、マークIIバン・ワゴンなどを初めハイエース・キャラバンなどの車両に88ナンバーを取得したり、ナンバー変更のない車両の改造では陸運局公認の証でもある型式の後ろに「改」をつける構造変更もできるようになりました。次の機会には、公認書類についても述べさせて頂きたいと思います。