キャリパーのシリンダーとピストンも錆ついていますが、パッド事態も錆びて外れません。
錆取り剤を吹こうが潤滑スプレーを浸透させようがビクともしません、別のバイクのブレーキマスターに繋いで油圧を掛けてもピストンはおろかパッドすら抜けません。
見た感じではパッドとキャリパーの隙間が錆で完全に塞がれ、錆同士が仲良く抱きついているみたいです。
約一週間液体の錆取り剤に漬け込んで置きましたが、ビクともしないので最終手段パッドの破壊命令を下す。(・・;)
キャリパーをボール盤に固定してパッドにドリルで穴を開け、先が鉄板ビス状にネジを切っているビットをねじ込みスライディングハンマーで何とか引き抜きました。
パッドを取ってしまえばピストンはエアーガンで簡単に抜く事が出来ました、後はシリンダーの内面とピストンの錆を磨き注文しているオイルシールとパッドの新品を組むだけです。
マスターシリンダーはエアーで簡単にピストンが抜けました、これも新品部品が届き次第組み立てれば一応フロントのブレーキは整備終了です。
何をするにも時間が掛かる、CB再生の長い戦いが始まったのでした。
CB750 K0を3人で話し有った結果レストアする事になり、早速錆磨きと固着しているフロントブレーキ系のオーバーホールから始めたのでした。