占星術用語ですが、本に頻繁に出てくるわけではないので、よくわからない言葉でした。
引用文献として最近お世話になっている石井ゆかり先生の本に書いてありましたので、今日もその著書から「イングレス」を勉強します。
「イングレス」とは、天体がサインからサインへ移動することを言います。
月は、約2~3日に一度はイングレスをします。太陽は毎月一回です。
イングレスは、インパクトのある、示唆的な出来事が起こりやすいタイミングだと思います。
アスペクトの場合、そのアスペクトが最もタイトないわゆる「ピーク」に達したその瞬間に何かが起こりそうな気がしますが、割とそうでもないのです。やはり、オーブというものがあるがごとく、アスペクトはピッタリと形成される前後も含んだ、幅のある時間帯を示します。
その点イングレスは、ほぼ「その日」に何かしら目立つ、象徴的な出来事がある場合が多いのです。
先の東日本大震災は、月が双子座に移動した瞬間のようなタイミングと重なっていました。
そして翌日の12日、天王星が牡羊座に移動し、原子力発電所の爆発が起こりました。
このように、インパクトのある事象が、イングレスと重なるということは、重要な出来事のチャートを描いてみると、しばしばみられます。
実際、天王星のイングレスの前後に目立った地震が起こることは少なくないようです。
とはいえ、これだけの材料から大災害を予測できるわけではありません。
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私もそう思っています。
最近も地震が多いですので、イングレスの話から、そういう方面の話になってしまいましたが、
予知が当たっていても、場所や日時までの特定は難しいと思います。
占星術と関係のない話になってしまいますが、防災については日ごろから考えておいた方がいいですね。
私も肝に銘じないと。
それでは、また明日