今日は、第11ハウスです。
第11ハウスについて本では、社会の未来のビジョンをもたらす、友情とコミュニティ、受け取る愛、交友関係、集合のハウス…などと表現されています。
【第11ハウスのキーワード】
友人関係、グループ活動、幸せ、希望、アドバイス、友人と理解者、チームワーク、希望と願望、共通の目標、理想、etc…
ナチュラルサインは、水瓶座です。
第11ハウスが、未来志向のところなどは、水瓶座っぽいなぁとは思います。
水瓶座は、支配星が天王星ということから、人と一緒より一人が好きなのかしらと思っていましたが、意外とグループ活動が好きなんですね。
でも、個々は保つみたいな…そこが大人のサークル活動とか言われる所以かもしれないですね。
一応、土星も副支配星でルーラーなので、ルールは知っているけど、いつも従うわけではないといった感じでしょうか。
第11ハウスは、より広いグループの中で、自分の居場所を見つける領域といわれているので、実占では、このハウスに存在する天体は、交友関係の中でその効力を発揮するでしょう。
また、第11ハウスのカスプにあるサインは、その人物がどのような手順で人と親しくなるかを示します。
人生に例えると、第5ハウスが個人の力の発展的な遊び場だとすると、第11ハウスは、共通の意志で、実験的なことを展開する場所だと言えます。
第5ハウスも、第11ハウスも、娯楽という意味合いがあるのですが、第5ハウスが戸外で体を動かすスポーツをさすならば、第11ハウスは、グループ活動とか社交的な活動になります。ここで言う社交は、自分とある距離をおいた、離れた存在としての友人関係になります。
NPO活動とか研究会とか市民運動とかも、第11ハウスの分野ですね。
こうしてみていくと、活動内容が成熟しているんですよね。
個人個人が際立っていながらも、みんな平等でフラットというか、ヒエラルキーがないというか。
第10ハウスで社会の頂点を見てきた後だからでしょうか。
第11ハウスは高齢者のサークル活動なんかをイメージしてしまいます。
なんの肩書もなく楽しむ、共通の目的で行動するという風に。
対になっている第5ハウスが個人の楽しみなら、第11ハウスは共通の楽しみみたいな感じで、しかもフラットな組織なんですね。
天王星が発見されたのが、民主主義が始まったころでしたね。
フランス革命なんかも、革命を起こした市民側は、第11ハウス的な仲間だったわけで、親友とかじゃない、共通の目的を持った友とか同志で、目的が遂行されたなら解散、自然消滅でいいんですよね。
第11ハウス、天王星、風のエレメントっぽい出来事だと、改めて思いました。
それでは、また明日