こんばんは。


ここ最近なぜかわかりませんが


オルタネーターの不具合でご入庫いただく車両が増えております。


症状として一番多いのは、メーター内のチャージランプの点灯や


ABSの警告灯の点灯が最初に発生するケースですね。


はじめのうちは一時的に発電量が下がるだけの場合もあり


一度点灯したチャージランプが消えてしまうので


特に問題ないかな、と思ってしまうような状況ではありますが


もし一度でもその兆候が見られたら早急な診断が必要ですよ!


大きなトラブルになる前に、早めの対処が重要です!




さて、今日は先日実施された


ポルシェ 911 930ターボの


シリンダーヘッドオーバーホールの模様をご紹介します。



当初、エンジンの不調ということでご入庫いただきました。



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というわけで、一通り診断を行い


その中で排ガスや燃圧、圧縮圧力などを測定していくと


どうも3番シリンダーの圧縮が低いようです。



オーナー様と相談し、まずはある程度のところまで分解を行い


シリンダーの状態やヘッドの状態を確認してみることに。




エンジンを降ろします。



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エンジンが降りたら分解していきます。


ひたすら分解です。



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なんだかずいぶんとすっきりしてきましたね。



シリンダーヘッドも取り外します。



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ヘッドを外した後、状態をチェックしてみると


案の定、バルブガイドにガタが見られました。


シリンダー側は特に損傷は見られなかったので


腰上のオーバーホールということで


作業内容が決定いたしました。



これからヘッドをさらに分解して


オーバーホール作業を進めていきます。




というわけで続きはまた今度。



それでは。






byサービスフロント鈴木


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