こんばんは。
昨日の寒さとは打って変わって
今日はとても清々しい陽気になりましたね。
むしろちょっと暑いぐらいでした(^_^;)
今朝は上着を一枚羽織ってきたのですが
結局、一日中半袖で過ごしました。
こんな日はカブリオレで海に山に、幌を全開にして走りたいものです。
カブリオレと言うと夏の海を想像しがちですが
実際、8月の猛暑の中をオープンで走ってみると、
正直暑さがかなり厳しいです(-"-;)
やはり、春か秋に走るのが最高に気持ちいいですね。
ちなみに、冬に暖房を全開にしてオープンで走るのも
意外に気持ち良かったりします。
※雪の日はダメです(笑)
さて、整備の方は、
ベンツ C107 380SLC などがご入庫いただいています。
雨漏れの修理をご用命いただきました。
運転席の足元からリヤシートのフロアにかけて
雨水が大量に溜まってしまいました。
C107のSLCやR107のSLでは雨漏れのトラブルは比較的多いですね。
まずはシャワーテストを入念に行い、
雨水が何処から侵入しているのかを探していきます。
室内側も濡れている部分の周辺から
トリムやカバー類を取り外して探っていきます。
フロアカーペットへの雨水の浸透具合からすると
どうやらパーキングブレーキ横のトリムカバーあたりから
水が浸入していたようです。
原因を探る為、サイドブレーキペダル廻りのパネルを分解していきます。
分解した部分からフロントフェンダーの裏側を覗いてみると
雨水の排水経路に大量の落ち葉やほこりなどが詰まっていました。
エンジンフード上のメッシュなどからフェンダーの中に入った雨水は
ドアヒンジの付け根の下にある排水経路を通って
車外へ排出されるようになっているのですが、
その部分に落ち葉やゴミが詰まっていた為に
排水がうまくできていない状態でした。
行き場を失った雨水はどんどん溜まってしまい
室内側に水が溢れ出してきたという訳です。
他にも雨漏れが起きやすいケースとしては、
クオーターガラスのモールやドアトリムの中の止水フィルムが劣化し
室内に雨水が浸入する場合などが挙げられます。
また、トランクのウェザーストリップの劣化から
トランク内に雨水が侵入してくることもあり
スペアタイヤの空気調整をした際に気付くことがしばしばあります。
雨漏れをそのまま放置していると
錆や腐食が進みボディそのものの強度が低下してしまいます。
微小な水の侵入はなかなか気付きにくいものですが
こうしたリスクを少なくする為にも
雨の降った後などには、雨水が室内に侵入していないかどうか
フロアカーペット付近を中心にチェックしてみるといいかもしれませんね。
byサービスフロント鈴木
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