こんばんは、


今日はお客様スペースのことについて触れようと思います。


前回、弊社おススメ整備をPOP表示したことについてご報告しましたが、


今回は他にも、車好きのお客様には興味をそそる物も展示しています。


たとえばこれです。



ポルシェ ベンツの修理、車検の輸入車専門修理工場カレントテックセンターのブログ



ちょっと専門的で複雑なようにみえますが、


こちらは、数あるインジェクションシステム(燃料噴射システム)のなかでも一般的な


「ジェトロニック」、「モトロニック」のシステムをイラストにして、


それぞれの制御に関わるセンサーの名前や


どこに取り付けられているかを簡単に表しています。


自分の愛車の部品交換をされたら、


このイラストを見てどの部分の制御に関わっているか


見てみるのも面白いですよ。


さて整備の方は、


ポルシェ 911 930 カレラ ヒーター不動でご入庫いただきました。


そろそろヒーターを使う時期が近づいてきたので、


ヒーターを動かしてみたところ、


吹き出し口から風が出なかったとのことで修理のご用命をいただきました。


現車を確認したところ、


ヒーターコントロールユニットが作動してない状態でした。


そこで、電源がきているかチェックしたところきていませんでした。


ヒーターリレーの単体点検をしてみますと、


内部の接点不良が確認されました。



ポルシェ ベンツの修理、車検の輸入車専門修理工場カレントテックセンターのブログ



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このリレーはエンジンルームのヒーターブロワや


ヒーターコントロールユニットにも電源を供給をしている物で、


年式の古い車両では、比較的リレー内部の劣化から接触不良が多くみられます。



さらにヒーターリレーを交換し、作動テストを行っところ


左右の吹き出し口の風量に差がでいました。


風量の弱い方のアデショナルブロワ(足元にあるブロワ)を点検したところ


内部ショートによりブロワ本体の不良が確認できました。


アデショナルブロワ本体が不具合を起こしても、


エンジンルーム内のヒーターブロワやエンジンのクーリングファンにより


弱めな風がでていたようです。


ブロワ本体は比較的不具合が起きやすい物なので、


異音や風量が弱いと感じていれば


早めに専門の工場に診てもらいましょう。






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