こんばんは。


天気のいい日の日中はだいぶ暑いですね。


これからさらに暑くなっていきますが


恐らく今年の夏のテーマは皆さん「節電」だと思います。


巷では扇風機がかなりの勢いで売れているようですし


私も何か自宅の節電対策をしなければと思ってはみたものの


なかなか画期的なアイデアも浮かばず


とりあえず冷蔵庫の中身を整理して冷え具合を弱くしてみました。


大した節電にはならないかもしれませんが


何もしないよりかはいいはず。


小さなことからコツコツと。


千里の道も一歩からです。





さて、今日はウォーターポンプの交換について。


ウォーターポンプは、冷却水を循環させる為のポンプで


非常に重要な役割を担っています。


冷却水ですから空冷のエンジンには付いていませんが


ほぼ全ての水冷エンジンには装着されています。


タイミングベルトやファンベルトで駆動されているのが一般的ですね。



今回ウォーターポンプの交換を行ったのは、ベンツ W211 E320です。


112エンジンは(他のベンツのエンジンもそうですが)


タイミングチェーン方式なので、ウォーターポンプはドライブベルトで


駆動されています。



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このウォーターポンプですが、タイミングベルト方式のエンジンの場合


タイミングベルト交換と併せて定期交換するケースが非常に多いです。


しかし、タイミングチェーン方式のエンジンの場合


交換時期が若干曖昧なのが実際のところではないでしょうか。


その為、車検や法定点検でのウォーターポンプのチェックが非常に大切です。



漏れの有無を確認するのはもちろんですが


漏れよりも先にシャフトのガタが出始めることが多いので


ドライブベルトを取り外した状態でガタの有無を確認します。



何度も言いますが、水廻りのトラブルは2次的な影響を及ぼす可能性があるので


とにかく早めの対処が重要です。


目視で分かる程のガタがあればもちろんですが


見た目で分からなくても手の感触でガタを感じることが出来るのであれば


その時点での交換をお勧めします。



また、ウォーターポンプと必ず一緒に交換して頂きたいのが


「サーモスタット」



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オーバーヒートの原因になるところまではいかないにしても


ウォーターポンプの交換時期が来るころであれば


サーモスタットもある程度劣化が進んでいます。



せっかくウォーターポンプを交換しても


すぐにオーバーヒートしてしまっては元も子もないですからね。




今回は、ベルトテンショナーにも劣化が見られたので


同時に交換させて頂きました。



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ベルトを張る力はもちろん、ウォーターポンプと同じように


プーリーの軸にガタが出ることもあるので


やはり、これもベルトを外した状態での点検が望ましいです。





これから暑くなるにつれて


冷却系統にかかる負担も大きくなっていきます。


そんな時期でも、安心してカーライフを楽しむ為に


日頃のマメなメンテナンスを欠かさずに実施していきましょう!







byサービスフロント鈴木


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