こんばんは。
今日の工場は
ポルシェ 964 カレラ2 の作業などが行われています。
エアコンの不具合でご入庫頂いています。
症状はブロアモーターが全く回らないというもの。
まずは電源系統をチェック。
併せてヒューズボックス廻りも点検します。
と、今回はこの時点で原因判明。
原因はヒューズボックス内にありました。
ただ、原因が複数存在する可能性もありますので
念の為、他の部位もチェックしていきます。
年数が経っている車であればなおさらですが
不具合の原因は常に一つとは限りません。
診断の初期の段階で原因が発見された場合
他の部分は見過ごしてしまいがちですが
再修理や誤診を防ぐ為には、不具合箇所の特定と同時に
他の部分が正常であるかどうかの判定も必要になってきます。
どんな故障でもそうですが
故障診断を行う際は固定観念にとらわれず
車両の状態を客観的に把握し
正確な判定が出来るように診断を進めていきます。
byサービスフロント鈴木