こんばんは。
今日の工場は
ポルシェ 964 カレラ4 などが入庫しています。
今回はドライブシャフトブーツの交換と
ヒーターダクト交換のご用命を頂きました。
上の写真は交換前のものです。
ドライブシャフトブーツが完全に切れていますね。
中のグリスが抜けてしまっています。
この状態で放っておくと、グリスが抜けきってジョイント部が傷み
最終的にドライブシャフトASSYの交換が必要になってしまいます。
その為ブーツに痛みが見られたらすぐにでも交換が必要です。
とはいえ、ブーツの切れは運転していてもなかなか分からないので
定期的な点検を欠かさず、なるべく早い段階で発見できるようにしましょう。
これはジョイントの部分を分解した様子ですね。
一つ一つの部品を丁寧に洗浄し
傷や損傷などがないかチェックした後
組み付けてグリスアップし、ブーツを取り付けます。
この際注意しなければいけないのが
ブーツの中に封入されるグリスの量。
多すぎるとブーツに負担がかかり過ぎ
少なすぎるとジョイントが傷んでしまいます。
高速で回転し、なおかつ大きな力がかかる部分なので
作業も丁寧に行っていきます。
byサービスフロント鈴木