「お金は道具だ。
道具に支配されるものなどいない。
だから、
出来るだけ多く持っている方がいい。」
ユダヤの言葉の
「お金は道具」という部分が
理解出来た。
金を貯めておく銀行ができた。
銀行は金を預かった証明として、
詳細を記載した紙を発行した。
これが今の銀行券。
人々は次第に
銀行に金を預け銀行券を手に入れ、
手に入れた銀行券で売買を始めた。
その仕組みに目をつけた銀行。
金を貸す代わりに、
銀行券を発行し出した。
その銀行券には根拠がなかった。
紙に万年筆で数字を書くだけ。
それを万年筆マネーと読んだ。
ここで、
「金」と「銀行券」の関係は切れたのだ。
まさに「お金は道具」になったのだ。
何の道具なのか?
物やサービスをやり取りする道具。
人を評価する道具。
じゃあ、どうやって価値が決まってるの?
「金」という基準を失ったお金。
そんな不確かなモノに
人々は怯え、時には人をも殺める。
何が決めているのか。
どう決まっているのか学べば、
争いは減るかも知れない。
経済について学んでいこう。