最近、ふと思い出して昔よく見ていたハモネプをYou Tubeで検索してみた。
結構出てくる…わーこのグループ知ってる! あ、この人たちは知らないなー…
懐かしかった。もう20年近く前になるのか。
ハモネプで披露された曲がきっかけで、昔の歌を知ったんだっけな(笑)それまでは昔の曲=演歌だと思ってたから(笑)
ハモネプが放送され始めた当初は14歳~15歳だったような気がするけど…
それから約8年後、スナックで働くことになる私。
ハモネプきっかけで覚えた曲が何曲かあって、それがお客さんとのコミュニケーションを助けてくれたりもした。
ただ、水商売と無縁なだっさい女でろくに化粧も知らず、挙句ド音痴な私だから、初めはホント辞めたかった。本気で「なんでこんな学力の無い人達に雇われなきゃいけないんだ、こんな世界3日で辞めてやる」って思ってた(笑)
でも、そんな社会不適応な私にストレートなアドバイスをくれたのも水商売なわけで。不完全な私を受け止めて「そんなのはただの個性」と欠落した部分を笑い飛ばしてくれたのも水商売なんだよね。
確かに嫌なお客さんは多くて、本名を小馬鹿にされて悔しかったし、すぐに身体を触られることも嫌で嫌で仕方なかった。
だけど、お客さんの中には良い人もいて、毎回べろんべろんになってもクダ巻かない人とか、一緒にカラオケをしてくれる人もいた。
私にもたくさんお酒を飲ませてくれて、閉店間際、一緒に『ラヴ・イズ・オーヴァー』を歌ってくれたお客さんもいた。
私はヘンだし病んでいたし何も知らないバカな小娘だったから自分のことが嫌いだったけど、間違いなくあの頃は楽しかった。いや、本当にバカだったんだけど。
そういうわけで、
『恋に落ちて』とか『部屋とYシャツと私』とかを聴くと、
アイデンティティーを模索していた未熟すぎる私の姿と同時に、
スナックでアルバイトしていた頃のことを思い出す…のです(笑)
思い返せばこっ恥ずかしくて、懐かしくて、楽しかった記憶。
みんな元気かな。