“失って気がついた平穏な暮らしの幸せ”
これはシリアの紛争のクリック募金広告のタイトル。一瞬見た時、何だか自分を重ねてしまいました。
夫を失って気がついた
“あー幸せだったんだな”
っていう日々の事。
『そうは言ってもさ、家計とか本当大変でー。』
と暢気にママ友に言ってた時が懐かしい。
何だかんだ、夫も家事とか手伝ってくれて、
『子ども達も夏休み何にも思い出なかったら可哀想だよね?』
なんて、旅行はいけなくてもプールとか連れて行ったり、バーベキューしたりそれなりに楽しく過ごしてた。
夫が亡くなって、家族でどこかへ出かけるという事も減ってしまい
“何にもない夏休みでした。”
と娘の日記に書いた一文を読んで号泣した2年目の夏。
パパのサラサラになったお骨を土に還した3年目の夏。
そしてもうすぐ4年目になろうとしている。
もう戻らない平穏な暮らしの幸せ