I Don't Love You ! -2ページ目

I Don't Love You !

適当に、適当に。

適当って言葉が好きです。




最近も、ありがたいことに忙しい毎日でして。



ま、ほぼ飲み会だけどね。

遊んでばっか。



でもでもー、遊べるうちが華だと思ってこれからも遊ぶぜーーーー。
うぇーーーーい。



週3で飲み会はさすがにまずいかなー、と思います、けど(笑)





それでもちょこちょこ映画は観てるのです。


ちなみに今月は2作品!




「グランド・ブダペスト・ホテル」

と、

「青天の霹靂」



です。






以下ネタバレありです。気を付けてね。(観た方がわかります)(説明する気ゼロ)





まず、「青天の霹靂」から。



この作品は、脚本監督役者に劇団ひとりさんやってますねー

主演は大泉洋ちゃん!どうでしょう!!!




率直に感想を述べると………“青天の霹靂”でした(笑)

(※青く晴れ渡った空に突然雷鳴が起こることから、予期しない突発的な事件が起こることをいう。)




いや、ほんとに、2つの意味で…。




まず、先に観ていたスタッフさんにあらかじめ感想だけは聞いていて、「泣いた。いい作品だった」とうかがっていて。
泣く気満々でみはじめていたら、突然洋ちゃんが雷打たれるじゃないの!!!!





「!!!??!?!?」





子供たちが丸めた新聞で倒れている洋ちゃんの頭をつっつく!!!

洋ちゃん起きる!!!

子供たちびびって新聞を落として逃げる!!!

洋ちゃん起き上がって新聞を見る!!!

ま、まさか………!!!!!!!!













あっ……………昭和48年って書いてありますやん…………。





うおおおおおお!!!て、展開がくせえ!!

だよね!!!!!!!!そうなるよね!!!!!!!!!!!!








序盤にてわたしは映画館の椅子に腰かけたままでした。

ぜんぜん入っていけねぇ。


これ、どうしてこんな展開にしたの?

どうしようもない洋ちゃんの父親の話を第三者から聞いて、ああ会いたかった……って思う流れになるのはだめだったの????



とかずーっと考えながら見てました。




(観終わったあともそう思っていたので本当に不思議です。話題性?意外性?それでもわたしは普通でおもしろくできたと思う。)





まあでも。


昭和48年の浅草に半年以上洋ちゃんは暮らしたんだ。


なんて当時の人はあったかいんだ。


最後、洋ちゃんは現代に戻ってくるけど、現代の浅草の高層ビルの描写には冷たさを感じた。


あの世界に半年も過ごしたはずなのに、電話が鳴って、さも当たり前のようにスマートフォンで電話にでる洋ちゃんに、冷たさを感じた。





もちろんわたしは昭和48年の世界を知らないし、指揮を執った劇団ひとり本人も当時を書くことはできないだろうけど、それでも温かさと懐かしさを感じられました。
(あの頃柴咲コウちゃんみたいなきりっとした美人がいたのかはなはだ疑問だけれども)


…展開は謎だったし、あんなふうにしなくてもいい作品だったと思う。(笑)


お金出してまで見るかなぁ……?って感じだったけど、まあ、節々考えさせられる映画でした。





















「グランド・ブダペスト・ホテル」



この作品は、ぜひ、色んな人にみてほしい。


こんなに可愛くて、愛おしくて、切なくて、思い出せば出すほど味わいのある作品に出合ったことがあっただろうか。
ホームページを見るだけでもいい。
メイキングを見るだけでも、CMを見るだけでもいい。


少しでも興味が出たら、ぜひ劇場に足を運んでほしい。





主演は言わずも知れたヴォルデモート卿を演じたレイフ・ファインズ。(実はお父さんと同い年!)

この人がなんとも言えない、素敵な演技をする。


ただ、ひとつ残念だったのは、予習を怠った自分、、、
だいたいの作品は予習をしない(方がいい)で見るのが前提にできているけれど、この作品はまさかの3つの時代を飛ぶので。


やばいこの人誰だっけ!


あ、30年前になった!


この人誰!!!


あ、もっと時代遡った!!!!!



や……やべえ………!!!!!!!!


(序盤の私の心の声)





っていう。


素敵な作品だったために、こんな事態に陥った自分が悔しい。




で、改めて観終わったあとで思い返して思ったこと。


すごく軽快なリズムで物語は進んでいくなぁ、と。
マダム・Dが死んだことが簡単に進んだのはまだしも、身近にいたはずの顧問弁護士が殺されたり、目の前で話していた人が殺されたりしたのに、なぜかそれでもぽんぽん話は進む。
でも、自分の恋人のアガサとの馴れ初めは照れて言わず、アガサの存在を言うしかなくなったあたりで(ちゃんとした説明はなかったものの)やっと登場させた。


この話は、著者が通っていたホテルのオーナー(ゼロ)が語った昔話でできていて、だからそのゼロの話していることをわたしたちも聞いているんだな、とあとになって気づいた。


だからこそゼロの主観から物事が語られていて、殺人も簡単に話しちゃうんだな、と。



その書き方がわたしにとってとても魅力的で。



そんな書き方があるんだ、と。



どんなんだよ、と思った方は観た方がいい。
これはゼロの話していることを聞いている。
ご飯をしながら、話を聞いているんだと思って観てみるといい。



観終わった直後、オチに対してまったく腑に落ちなかった。



愛した人二人が死んでしまった話を、どうしてそんな簡単に、簡潔に終わらせるのかと。
大冒険の話なんかより、ずっとずっと大事なことじゃないかと。


でも、それは違ったんだ。


ゼロにとって、大冒険のことは人生のなかで一番輝いていたときで。
グスタフと友達になり、アガサと愛し合い、みんなに話したいことがたっくさん起きたんだ。


それでもオチはつけなくちゃいけない。


二人が死んだ話をしなくちゃいけない。


そっか。


そりゃしたくないよ。大事な人たちが死んだ話なんて。



冒頭で、老人のゼロは「孤独を抱えた老人」と称されるけど、観終わって少ししてから、そういうことなんだと気付いた。
悲しくなった。




この作品を観たほかのスタッフさんにはつまんなかったって言われて。

でも、その意見もわかるのよ。

だって人の話を聞いただけだから。

それを面白いと思うかつまらないと思うか、でしょ?

それならそういう意見があるべきなんだよ。

わたしはゼロの話が面白かったと言っているわけじゃないから、また別なんだけど。




観てよかった。











感想終わりです。

グランドブダペストホテル、みてね。ぜひ劇場に。