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半年ぶりに、ブログを書く余裕ができたので、ブログを書いてみました。
今年の夏休みは、妻と2人で、メータオクリニックのある、
タイのメソットに来ることにしました。
2年ぶりのタイ、2年ぶりのメソット、
いろんな思い出が蘇ります。
ようやく、病院のいろんなこと、
人の動き、指揮系統、内部の派閥、
そして、臨床としても、
患者さんのepidemiology、いつ、どういうところでどういう病気の患者さんが多いのか、
そういうものが見えて来た頃だったので、
タイを、メータオクリニックを離れる事が、とても残念!と思う反面、
震災でまだまだ仮設住宅にすら入れていない人が多い時期で、
早く日本のことをなんとかしなきゃ、という思いが、
僕の頭の中で不安定にグルグルとまわっている、そんな2年前でした。
もともと、一番初めにメソットを訪れたのは4年前。
この4年間に、多くの事が変わりました。
ビルマ政府は、多くの少数民族の武装組織と停戦を達成し、
開放政策を始めました。
それに従って、人々の動きは活発になり、
これまで以上に、
ビルマ国内からタイ領内にあるメータオクリニックを訪れる患者は増えているものの、
これまでメータオクリニックを支援することで、間接的にビルマ国内の人々を援助して来た
欧米の団体が、ビルマ国内のビルマ人を直接支援するようになり、
メータオクリニックは資金難に陥り、
ビルマ人スタッフの給与のカットなどを行わざるをえませんでした。
現在も、クリニックの運営について、深刻な話し合いが進んでいるところです
そういえば、4年前と言えば、
多くの国民の期待と希望を一身に集めた民主党政権が船出した時でしたね。
その後、震災がおきて、津波と原発事故が発生し
今では、日本の政情も大きく変わってしまう事になりました。
私事では、僕が思いもよらぬタイミングで結婚し、家族を持つ身となったのが3年前。
この4年間は、本当に各地で激動の日々でした。
そんなことを思いながら訪れた、
2年ぶりのタイ、そして2年ぶりのメソットは、
新しい建物は増えてはいたものの、
見た目は、大きく変わっている印象はなくて、ちょっと拍子抜けでした。
確かに、メソットに大きな映画館付きのショッピングセンターができ、
ジムやマッサージ屋さんも増え、
多くのお店はこぎれいになりましたが、
2年も経ってれば、これぐらい変わっててもいいよな~という範囲内なんですね。
ただ、よくよく人を見てみると、
彼らが手にしているものは、なんと、スマホ!そしてタブレット!!
2年前は、インターネットカフェが乱立するようになってましたが、
今は、みんな、手にしたスマホで、
facebookをやったり
LINEでメールを送ったり、
いつでもどこでもネットにつながっている、
そんな時代が、タイにも来たんですね~!
普及率は日本と同じかそれ以上何じゃないかと思うぐらいの普及っぷりです。
また、メソットから国境の川を渡った対岸のビルマ側の街、ミャワディーは、
4年前に訪れた時と比べると、かなりの発展ぶりで、
かつては昭和時代の日本の中古車しか走っておらず、、
携帯電話がほとんど普及していなかったはずの街で、
ピカピカの日本車と、携帯電話どころかスマホが大々的に売られている光景は、
ビルマの開放政策とそれに乗っかる人々のエネルギーの強さを感じます。
それにしても、この地に滞在していると、
タイ人やビルマ人の適当さ加減に、本当に癒されます。
新しく新装開店したスーパーに入っても、
中の店員はレジでお弁当を食べてたり、
床にしゃがみ込んで、スマホをいじってたり、
国境の警備隊もイミグレの職員も、
常にLINEに夢中だったり、
本当に大事な事以外は、だいたいできてればいいんですよね。
僕もメータオクリニックで働いていた時は、
スタッフ達のいい加減さにあきれることも多々ありましたが、
大事な部分はきちんと抑えてあったので、
かなり大目に見てました。
なんで、日本で働くと、そういうふうにできないのか、
周囲の人たちの細かなミスをいちいち怒ったりしてしまうのか、
もっとテキトーでもええやん!?
って思えなくなったというか、流せなくなってしまったなあ、と
自分が変わってしまった事を強く感じます。
癒されつつも、もっと余裕を持って働けるようにならなきゃ、と反省です。
それにしても、
のんびり、ゆっくり過ごしても、
マッサージに通って美味しいものでおなかを満たしても、
どうも心が満たされない。。。
やっぱり、メソットに来たなら、働きたいな~
この町にいて、
メータオクリニックが目の前にあって、
ただただ見学と昔の同僚への挨拶だけで帰っちゃうのは、
とってももったいない!
できるなら、臨床医として、ここでみんなと一緒に働きたい!
やっぱり、自分の責任を果たして、
他人と信頼関係で結ばれて、
お互いに信頼して、感謝できるというのは、
人間としては、この上ない喜びです。
数日だけ働くのは、かえってみんなの迷惑にしかならないので
やっぱり、いつか、年単位で、
妻と一緒にこの病院で働ける事ができれば
2人の心が完全に満たされそうです
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