五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする』


平安時代 『古今和歌集』で 詠まれたように  
五月になると  あちこちで  花の香りいっぱいに包まれて  良い香りが 漂ってきますよね~幸せラブラブ
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⬆︎⬆︎我が家のみかんの花。今年も沢山咲いてくれています黄色い花

こんな昔から 香りを嗅ぐと 〝昔の恋を思い出す女の子男の子″ なんて 素敵だと思いませんかぁ⁇

コレもなんと!
自然のなせるワザ !


今は アロマ といえば  植物の香や成分を凝縮し 抽出した 精油 というものがありますが…
その昔は 日本では そんなものありませんでしたからね。

恋人と逢引(いい方が古いかしら⁇)するときなどには アジアの他の国から入ってきた 『香り袋』や 四季折々 その時期になると 美しく咲く花を きっと 香果 として 使っていたのでしょうね。

ほのかに香る アロマ。
香りという 目に見えないものに 心を配る心。

この意識  なんとも日本人らしいだなぁ~って 思ってしまいます。

『にほひ』  『にほふ』など の 匂い立つ美しさ という言葉が 昔からある様に
嗅覚をほかの五感とあわせて 表現する言葉。
視覚だけでは 表現出来ない美しさを表す感性は 日本人ならでは…

この頃から  植物の香りと文化が  根付いているいるのでしょうね。


『香り』というのは 脳の記憶を司るエリアと直結して 本能を刺激する作用があるんですよ。

普段から お部屋に 身体に
使用するとこで  身体の免疫力を上げる効果もあるのです

最近は 『痴呆のある方。痴呆予防』にと TVや雑誌 新聞などでも にぎわしている情報も  ちゃんと 研究 実証されていているのです。
脳と関係あるから こその 効能なんですよね。


本当に自然の力って凄い‼︎


前置きが長くなりましたが…

今年も 我が家の庭では みかんの花が満開。
風が吹くたびに あまくとても 懐かしい様な素敵な香りが漂ってきます。

アロマトロジストの私。
とても嬉しくて ウズウズする時期でもあるのです。
みかんの花  『アンフルラージュ(冷浸法)』作成。

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油脂を塗布した面に花を散布して 花の香りを吸着する方法。
毎日 花を取り換える作業は かなり根気がいりますが…
なんともいえない ほのかに香る上品な 天然の香りのクリームが出来るので 毎年 根気よく頑張って作る もののひとつです。

今日で5日目。
台風が来る前に~
今日も せっせと じみーな作業を 頑張っております。

出来上がりが楽しみニコニコ音譜です。
詳しいお話は~長くなるのでねσ^_^;
また 講座の時にでも…
お楽しみにぃ~音譜