オーバーイヤーヘッドホンは、耳に当てたときの覆い隠す範囲が広くなっています。
耳全体をすっぽりと覆うように装着することで、安定性が高くなっているのです。
dapにこのタイプのヘッドホンを使うなら、選び方に注意してください。
製品によって異なる特徴があるので、適当に決めたりすると、失敗することがあります。
では、選ぶときに注目すべきポイントについて、詳しく説明していきましょう。
目次
ハウジングはどんなタイプか
オーバーイヤーヘッドホンは、音の出る部分を包むハウジングが2種類あります。
選ぶときは、その違いをしっかり把握しておくことが大切です。
ハウジングが違えば、メリットやデメリットも違ってきます。
それぞれの特徴をよく見て、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
密閉型
密閉型のヘッドホンは、ハウジングに穴などがなく、完全に閉じた状態になっています。
そのため、装着すると、ぴっちり密閉できるようになるのです。
これは、高い遮音性を発揮するための重要な要素になります。
密閉した状態で装着できるものは、外の音が入りにくいため、周囲がうるさい環境でも、快適な音楽鑑賞ができるようになります。
また、外へ出て行く音が少なくなる点にも注目です。
遮音性が高いものは、入ってくる音も出て行く音も両方抑えることができるため、音漏れの対策にもなります。
ただし、密閉することで、音が少しこもっているように聞こえることもあるため、音質重視なら注意が必要です。