皆さま、すっごくご無沙汰しております!
2月は何だったんだろう…というくらい色々慌ただしく過ぎました。
やっと娘っ子のインフルエンザショックが去ったと思ったら、2月後半に最愛の祖母が脳梗塞で倒れ、3月1日に他界しました。
大好きなおばあちゃん。
長らくブログを読んで下さってる方は、時折登場する祖母の事を、覚えていらっしゃるかもしれません。
私の人生に大きな影響を与えた、和裁士で、和裁や着付けの先生もしていた祖母です。
小学生の多感な時期に、祖母と一緒に暮らしていました。
おばあちゃんが大好きだった(インドアな)私は、和裁をする祖母の近くでよく遊んでいました。
和裁にいそしむ祖母の姿と、美しい着物を日々見ながらの生活は、私の色センスやものづくりに対する姿勢を育んでくれたと思います。
一緒に住み始めて、図書館に行くことを勧めてくれたのも祖母です。
本の虫になったきっかけ。
初めて針と糸を使った縫物を教えてくれたのも祖母でした。
(ほとんど孫を怒る事がない祖母を、反抗期で初めて怒らせたのも私かもしれない・・・笑)
私はお恥ずかしながら7歳まで指吸いがやめられなかったんです・・・。
祖母と一緒に暮らすようになり「おばあちゃんが一緒に居てくれるから、もう指吸うのやめよう」と自分で決めてやめました。
祖母と一緒に暮らしてなかったら、きっとその後もしばらくしてたかもしれないな。
祖母はいつも「あんたは、お母さんのしっかりしたところとお父さんの優しい所を、バランスよく受け継いでるね。運がいい。ええなぁ。」とたくさん私の事を認めて褒めてくれました。
着物もたくさん着せてもらいました。
成人式の着物も、祖母が一式見立てて仕立ててくれました。
祖母が元気なうちに、もっと着物の事を色々教えてもらえばよかったな。
着付けも和裁も。
大好きな大好きなおばあちゃん。
もうあと少しで102歳の誕生日でした。
長生きしたね。
お疲れ様でした。
みんなの事は心配しないで、安心して天国に向かってね。
* * *
...私の個人的なお話で恐縮です。
ちょっぴり暗いお話でごめんなさい。
読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m