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しんぐるぽんぐる

心の琴線に触れたこと、面白いな~と思ったことについて
書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

【僕の少年時代】(23:00~27:51)

 

 

 

 

僕の少年時代が暮れていく

短い一日が消えていく

誰も答えられない

この夜が過ぎれば、また陽は昇るのだろうか

 

行ってまいります

すぐ戻ります

生きて帰ります

帰ってきます

 

一番勇敢に 国を守って

毎日手紙を書きますから

あまり心配しないで

 

僕の少年時代が暮れていく

きらきらとした光が消えていく

誰も答えられない

この夜が過ぎれば、世界が変わるのだろうか

 

行ってまいります

すぐ戻ります

生きて帰ります

帰ってきます

僕に会いたい時は、写真を見て

ちょっとだけ待っていてください

すぐ帰ってきますから

 

ご飯も食べさせてもらえて

服も着させてもらえて

ちゃんと寝かせてもらってる

心配はいりません

 

僕の愛するバッハの平均律

僕の愛するヘッセのデミアン

僕の愛するドイツ語の動詞変化

僕の愛する関数と微積分

僕の愛する英単語 Transcend

暗記したら一ページごと噛んで飲み込んだ

英語辞典の薄紙の味

 

行ってまいります

ご飯も食べさせてもらって

すぐ戻ります

服も着させてもらって

生きて帰ります

ちゃんと寝せてもらってるから

あまり心配しないで

帰ってきます

 

僕の少年時代が遠くなっていく

埃の中に消えていく

誰も答えられない

この夜が過ぎれば、僕らはどこで目覚めるのだろう

 

僕の少年時代が去っていく

だけど僕は

忘れることはできないだろう

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

エンくんが出演する、陸軍ミュージカル「帰還」を見てきました。

 

 

この歌「僕の少年時代」は、まさに

エンくん演じる「イヘイル」(と、幼い学徒兵)

のテーマ曲だと思います。

 

イヘイルは、ヘッセを原語で読む優等生。

(物語の舞台となる1950年当時、韓国語版のデミアンは

出版されていなかった為、母国語以外のデミアンを

読むほかなかったのだと思いますが、非常に優秀な

イヘイルは原語で書かれたものを読んでいたのでした)

 

非常に堅物で、ヘッセの作り上げた超人的なキャラクター「デミアン」を

自分の理想(ロールモデル)にしていて、

 

だから(デミアンのように)いつも背筋を真っ直ぐ伸ばして、

いつも薄い微笑みを浮かべて

戦場でも決して取り乱すことなく、

仲のいい友達が死んでも、決して感情を表に出すことなく…

 

と、そういったキャラクターでした。

 

スッとしていて、優しいんだけどちょっと冷たくて(←冷静すぎて冷たく思える)

2Hの鉛筆みたいだと思った。

もしかして、だから「イヘイル(I=(2)Heir)という名前にしたんじゃないのか

と思ったりしました。

 

「イヘイル」はエンくんの個性にぴったりハマっていたと思います。