今春は遅れ馳せながら里山ではカタクリの花が咲いてきた。地元のポピュラーな山には祝祭日には特に人が多いので地図で標高、斜度、針葉樹のなさそうな手軽な里山に確認して登るようにしている。おいらと仲間?のクマたちも冬眠から醒めて餌を求めて野山に徘徊しているだろう。昨日も標高が300メートルに届かない山を巡視路を辿りあとは獣や一部のマニアが通ったような路を辿って頂上に立った。オミクロン株の蔓延という恐怖のマズゴミ報道が連日なされてかポピュラーな里山は地元の守る会の助けもあり休日は公園と化している。こういうところはおいらの鬼門である。人間が意味をもって作った社会を離れて憩うはずだが、これらの山では会のメンバーで登山道や標識で造られすぎて何ら娑婆にいるのと変わりなく、本来の論理的意味のない山に身をおいて心身のリセットをはかること難しであると、おいらには映る。元の住民である獣たちも迷惑千万であろう