モラル・ハザード各行は事務処理の単純化と資金繰りの効率化という観点から何方かを選ぶ。日銀ネットでは当座預金の赤残を認めない。現実には資金効率の高い時点ネット決済が選択れており、日銀当座振替に占めるグロス・セトルメント方式の割合は件数で5%弱、金額で1%弱である。準備預金残高をこえた損失を中央銀行が負担し安易に「最後の貸手」が機能をすると、モラル・ハザード(MoralHazard)がおこり、返って決済システム全体の混乱が助長されることもある。