またまたあっという間に

時は過ぎて10月に!

時間の早さにびっくりです。


今日は

昔々のことを思い出して

胸がぎゅうーっとなったお話

をさせてもらおうと思います。



わたしは

幼い頃に父を亡くしていて

母は大変な苦労をして

兄妹を育ててくれました。


父方の親戚からも何の援助もなく

そもそも

自営業でそこの職人として働いていた父なのに

なにもない状態で

父が建てた家も

相続を放棄しろと

取り上げようとして

それだけは母は受け入れることはできず

子供達を育てるために

この家だけは手放せないと

祖父に言ったそうです。

他にもさまざまなひどいことを

され続けました。

本当にひどい祖父でした。

もういない人の事を

悪く言うものではないのかもしれませんが

人とは思えないことをされた方にとっては

それは関係のないことで

一生消えない心の傷なのです。


まだ乳飲み子だった妹をかかえて

母はどれだけ大変で

心を痛めただろうかと

今の私には想像を越えることだったと

思っています。


そんな妹は

父のことを覚えているはずもありません。

でも

私はほんの少し覚えています。


父が倒れた日のことも。。

子供心ながら大変な事が起きたと

思いました。

しばらくして

御燗の中にいる父に会うことになります。

死を理解できなかったようで

どうしてここに入ってるのかと

聞いてしまったことを覚えています。


死というものを

成長とともに理解していくことになります。

言葉にすることもできず

それはしてはいけないような気がして

子供ながら

振り返り、考えて

理解していったように思います。


クタクタになりながら

育ててくれている母に

負担をかけたくないという一心で

成長していったように思います。


親戚からは差別や

今で言う虐待のようなことにも

あいました。

言葉と態度の暴力と言っても良いくらいの

事がありました。

それも母には言えませんでした。

自分で心の内側にかかえて

耐え続けました。

いつか自立して

この人たちを見返してみせると

心を決めて。。。


人は

苦しい思いからも学びはある

諦めなければ

救いはあるのだと思い続けました。



今思うことは

人は弱い者なのだということ

本当に人として できてる人は

どのくらいいるのだろうか


私が見てきた大半の大人達は

立場の弱い人にたいして

いつしか

見下すようになる弱い生き物になってしまう


軽んじるようになってしまうのです


こんな、大人には絶対になりたくないと

思い続けていました


自分が今、大人になって

すっかりおばさんで

どう生きてきたかと言われてしまえば

なにかを成しとげたわけでも

お金持ちや

有名人になれたわけでもないけれど

ほんの、少しだけではあるけれど

誰かの手助けをできる仕事につくことが

できたことは

自信を持ちたいと思っています。


その親戚とも疎遠になって

今では私にとっては

良い決別だったと思っているのですが

母にとってはどうだったのか

正直わかりません


ただ

受けた心の傷は一生消えない

きっと

寿命が来るその日まで

苦しんでいくのです


それならば

どう言われようと

その人たちから離れて

母の

その苦しみが再燃しないように

少しでも和らいでいる時間を続けていくこと

今を純粋に楽しんで欲しいと思うのです。


そして

自分も今を大切にしたい。

あの感情を思い出したくない


人は

謙虚であり続けることを忘れてはいけない

痛みを想像できるようにならなくてはいけない



心の内側の深いところに受けた傷は

一生痕が残り続けてしまうことを

忘れてはいけないんだと

思うのです。


それだけに

とらわれてもいけないとも

思っています。




全ての人が少しでも

穏やかな心で

過ごせますように