こんにちは、クッキーです。

今回は、腹式呼吸について
お話したいと思います。


あなたはカラオケで
腹式呼吸を使っていますか?


「腹式呼吸って何?」

思われたあなた



腹式呼吸というのは
胸を動かさず
胃のあるあたりで


横隔膜を使って呼吸する
方法です。


もう少しわかりやすく
言いますと


呼吸した時にお腹が
膨らむ呼吸です。


では、なぜ腹式呼吸を
する必要があるのか

それは、2つのメリットが
あるからです。


1つ目は

すぐにが出なくなったり
枯れなくなります。


私は、腹式呼吸をマスター
するまでは

喉で歌っていました。

そのため、1時間歌ったら

声が枯れて、気持ちよく
歌えなくなっていました。


しかし、腹式呼吸を
マスターしてからは

3時間歌っても声が
枯れなくなりました。


2つ目は、声量が上がります。


声量が上がる事で

迫力のある歌声を
出せるようになり

高音を簡単に
発声できるようにもなります。


では、具体的に
どのような練習を
すればよいのか?



3ステップで
お伝えしたいと思います。


[1ステップ]

まずは、全身の力を
抜いてください。



身体が脱力しきったのなら
7秒かけて

肺の中の空気を
吐き切ってください。


始めと終わりで息の量に
差が出ないよう

一定の量で吐くこと
ポイントです。


空気を出し切ったのなら、
次は息を7秒止めます。

決して力まずに
空気の通り道を

閉じることに
集中させましょう。


7秒たちましたら
全身を脱力させて
息を吸います。


このときも7秒かけて
を吸いましょう。

一定の量で息を吸うことを
忘れないでください。


また

息を吸いすぎないように
注意して下さい。


息を吸っている途中で、
苦しいと思うようであれば、
息の吸いすぎです。


いったん最初に戻ってから
練習を再開して下さい。


この一連の動作を10回は
繰り返してください。


慣れてくれば

自然と息の量を
調整できるようになります。



[2ステップ]

息の量を調整
できるようになりましたら

次は腹式呼吸の要である
横隔膜を活性化させます。



普段使い慣れていない
横隔膜を活性化させることで

腹式呼吸をより楽に
行うことができます。


では、具体的な練習方法に
入ります。


まずは、火がついた1本の
ろうそくを

イメージしてください。


場所は、あなたの顔の前が
ベストです。


次に、ろうそくの火を
消すように短く
「フッ」と息を吐いて下さい。


このとき、お腹に手を当てて
あなたの横隔膜がきちんと
動いているか

確認してください。



腹式呼吸が
できているのであれば

息を吐くときにお腹が
いったん凹みます。



この動きが確認できたのなら
横隔膜が動いています。


あとは、横隔膜を
活性化させるために
繰り返し練習しましょう。


こちらの練習も最低10回は
行って下さい。

思うように横隔膜が
動かない方は


肺の中の空気を
横隔膜を使って

押し出すイメージで
息を吐いてみて下さい。



[3ステップ]

2ステップで横隔膜を
活性化させました。

それでは最後の
仕上げに入ります。


腹式呼吸では
自然と息が吸われます。


当然のことのように
呼吸は無意識
行わなければなりません。


ここでは、横隔膜を
使って息を吐くことで

自然と息が吸えるよう
鍛えます。


では、具体的な
練習方法です。


まず、左右のわき腹に
手を当ててください。


次に、「フッ・フッ・フッ・フッ・・・・」
と息を吐き続けて下さい。


「フッ」と一度息を吐いたら
自然と息が吸われているか
確認してください。


あなたの横隔膜が
きちんと機能していれば

お腹が前後に動くはずです。


このとき、意図して
息を吸わないで下さい。


自然に息を吸う感覚を
鍛えるため

「吸う」という動作は
完全に体任せに行いましょう。


この練習を最低でも30秒は
続けられるようにしましょう。


30秒できるように
なりましたら

60秒、90秒と時間を
増やしてみて下さい。



理論上では、いつまでも息を
吐き続けることができます。


裏を返せば、腹式呼吸が
できていないと

息を吐き続けることが
できないということです。


この練習は、腹式呼吸を
鍛えると同時に

腹式呼吸ができているかの
確認も行えます。



仮に、息を吐き続けることが
できなければ

また初めから練習して下さい。


しかし、心配することは
ありません。


毎日、5分でもよいので
練習していれば


確実に上達します。
諦めず、地道に練習を
してみて下さい。


ここまで、読んでいただき
ありがとうございました。