仕事の場だと紅一点、もしくはかなり少数派の立場にいることが日常茶飯事。

男性の中に女性一人でも私は特に違和感を感じません。(周りの男性が気を使ってくださっているのだと思いますが・・・)

車やお酒など、本来男性の嗜好とされてきたものが好きだからかもしれません。

 

 

お酒に興味を持ったのはスパイ映画。

書斎やリビングに設えたワゴンやバーのクリスタルのデキャンタから、琥珀色の液体をグラスに注ぎ、そのまま会話の最中に一口、二口。

 

12~3歳のころでしょうか。

どうしても真似をしたくて、ひとりで留守番の最中にスコッチでやってみました。

量にしてはワンフィンガーくらいを、くっと一息。

慣用句で「顔から火がでる」とありますが、別の意味で顔から火が出ました(笑)

 

早くこの味を楽しめる大人になりたいと願いつつ、25歳の時に

銀座「MONDE BAR モンドバー」に巡り合いました。

バーでの立ち振る舞いを一から教えていただいたお店。

この経験を経て、気になるバーの扉を1人でも開けれるようになりました。

 

「モンドバー」は2015年9月いっぱいで閉店。

現在はクラフトビールの醸造所を備えた「BREWIN' BAR 主水」になっています。

 

前置きが長くなりましたが、「モンドバー」のオーナー長谷川治正氏が新しく

「MONDE BAR HASEGAWA モンドバーハセガワ」を電通通り側の銀座6丁目にオープン。

 

 

 

古の「モンドバー」の空気感はそのまま。

なので最初の1杯は昔と変わらずタンカレーのジンソニック。

仕事の垢を落として(笑)素敵な夜を始めるための、シャワーのような1杯です。

 

 

 

で、本格的な飲みの1杯目はウォッカマティーニ。

シャキッと背筋が正されるようなキレ味です。

ピクルス代わりに千枚漬けをつまんで。

 

 

 

シェルフの下にはグラスのための冷蔵庫。

イキのいいカクテルのための必需品です。

 

 

 

この日は2日間にわたるレセプションを終え、本営業の1日目。

長谷川氏と縁があり私の友人でもあるシェフが、助っ人に入っていました。

そのシェフからのオススメでステーキ

 

濃い木目のカウンター、質感がありレリーフが見事なプレート、ラギオールのカトラリー。

このなんとも心地よいクラシックなアンサンブルで供されるステーキ。

 

 

 

ステーキにあわせてジャックローズを。

カルヴァドスの甘酸っぱさがお肉にあうかな・・・と思って。

 

 

 

見事なレアは中心部もほどよく温かい。

脂が少な目の上質の赤身には山葵は強すぎるので、芥子でパンチをきかせるのも、長谷川氏のこだわりです。

 

滑らかなポテトサラダは生の玉ねぎが活きていて、フレンチドレッシングをかけたリーフはシャキシャキ。

シンプルな一皿ですが、そこに込められた質の高さは相当なもの。

 

 

ステーキにあわせた2杯目は、テキーラベースのブロードウェイサースト

 

カクテルは食中酒でも充分に楽しめると思っている派です。

 

 

そろそろお暇しようかと、ラムベースのXYZを。

スッキリとして口当たりがよいカクテルです。

 

そうしたらXYZへの返礼?で、長谷川氏が水割りを1杯ご馳走してくれました。

これがまたすごかった・・・・・・・

 

 

いまだに新しいお酒の楽しさがどんどん現れ、大人の階段をいつまでも登り切れない私です・・・(笑)

 

モンドバーハセガワは、この年で”背伸びをして訪れたい”と思わせる、素敵な紳士の社交場です。

 

 

【モンドバー長谷川】

住所: 東京都中央区銀座6-5-8 2F

電話: 03-6263-8273

 

モンドバー ハセガワバー / 銀座駅日比谷駅有楽町駅
夜総合点★★★★ 4.3

 

 

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