東京ベースで過ごしている連休。
小学校時代の友人と新代田「Daitalia ダイタリア」にまた伺いました。
ヨーロッパレベルの大人カジュアルな佐藤シェフのお料理を、友人にも楽しんでもらいたかったのです。
今回もお任せのコースにしました。
連休ということもあり、16:00からのカフェタイムにまずはアペリティフから。
カンパリソーダで乾杯!
おつまみは、モルタデラです。
春空豆とペコリーノチーズ
空豆とペコリーノをあわせるローマの春のお料理。
白があうな~と思いつつ、白か赤のどちらかをグラス、どちらかをボトルにしたいとシェフに相談したところ・・・・・
サンジョヴェーゼメインのマグナムボトルを勧めていただきました。
キャンティの名門 Grati グラ―ティのものです。
フルーティーで軽い部分は「白」の役割を果たし、赤いベリー系のコクのある風味は「赤」の役割を果たす、私たちのリクエストにピッタリなワインです。
そして何よりもマグナムでいただけるのが、最高!
シェフ曰く、私や他の贔屓のお客さんを見ていると、2人連れでもマグナムを勧めていいのだとわかったそうです(笑)
そしてワインが進むよう、生ハム類を切るそばから1枚づつ手渡ししてくれるのです。
そう、お鮨屋さんで大将が手巻きやのりを使ったネタを手渡ししてくれるように。
これがDaitalia の醍醐味でもあるのです。
一番美味しい状態を、受け取ったらすぐ口に。
切りたてを口に運ぶのに忙しく(笑)写真は撮れていませんが、でも、それだけで2杯分くらいは飲みましたよ~。
筍のグリリア、鮪の頬肉、リコッタ―サラータ
頬肉と筍の野趣味があうこと!
それをシチリアの塩漬けリコッタチーズで仕上げてあります。
塩味のパンチはこれもまたワインが進みます。
鰹のオイル漬け
清涼感のあるハーブと一緒に。
マスタードマヨネーズも添えてあり、2通りの味わいが楽しめます。
見た目は100% イタリアンですが、日本人が好む初鰹の味わいがきちんと感じられました。
やおらパスタのタネを取り出し、目の前でクルクル。
ピッチというトスカーナのパスタができあがりました。
パスタを待つ間に、スカモルツァ・アッフュミカータのはちみつがけ。
お料理とお料理の間に口寂しくならないよう、チョコチョコと何かつまみがでてきます。
家族の食卓を見守る母親のような愛情を感じます(笑)
トマトのよい香りがしてくるな~と思ったら、ニンニクの風味が効いたシンプルなトマトソース「アリオーネ」のピッチが出来上がり!
サンジョヴェーゼの素朴さ、力強さを引き立てようとシェフが考えてくれました。
ワイン、ピッチ、ソース、全てが力強いのですが、素朴、フレッシュさで喧嘩せずに美味しくまとまっています。
シンプルなパスタがこんなに美味しいなんて!!
メインはラムのグリリア。
クスクスが添えられていて、モダンチュニジアンのような雰囲気です。
シェフお得意のフルーツあわせ。
フレッシュ、ドライ、酢漬け、とフルーツの様々な甘みと酸味がいりまじった複雑な味わい。
いわばソースのような感覚です。
表現力豊かなお料理に、しみじみと幸せを感じます。
この日はドルチェはなしで。
他ではいただけない個性あふれるお料理を堪能できました!
ヨーロッパを懐かしんでいる友人にも充分に楽しんでもらえました。
来週は、これから大学受験勉強に突入する姪の元気づけで伺います。
住所: 東京都世田谷区羽根木1-4-18
電話: 03-6379-2018
ダイタリア (イタリアン / 新代田駅、東松原駅、世田谷代田駅)
夜総合点★★★★☆ 4.3
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