京都出身、フレンチで修行したオーナーシェフが、野菜にフォーカスした創作料理を提供する割烹デリの下北沢「MushaMusha ムシャムシャ」。
@mushamusha2017 に掲載される、旬の珍しい野菜を使ったお料理の画像を毎日楽しみに見ています。
イギリスのワイン評議会 International Wine Challenge インターナショナル・ワイン・チャレンジの評議委員をやっている友人が、山形ワインの審査で来日。
日本で誕生日を迎えたので、お祝いの席を設けることになりました。
山形での仕事の後は、名古屋、金沢、新潟を周って東京。
2週間の滞在で、連日会席料理や郷土料理を食べているので、今までに食べたことがないお料理を・・・・
各国の料理に精通している彼女でも、こちらのお店なら楽しめるだろうと伺いました。
お通しは「ごぼう、生姜のポタージュ」。
そして前菜で、
日替わりの「おばんざい全種盛り合わせ」。
4人だから全種にしました。
豪華でしょう~!
「ピスタチオフムス」
美しい鶯色、ピスタチオの香ばしさがいい!
「山うど、蓮根、セセリの焚き合わせ」
「鶏むね肉とゴーヤ」
ゴーヤというと豚肉を合わせがちですが、鶏とあわせても美味しいですね。
これササミでつくったら、夏の運動後にピッタリの一品。
「マグロの頰肉とひじき」
「みょうがの醤油麹和え」
大好きなみょうが、醤油麹を入手して家でも作りたい。
「にんじんラペ」
クミンで東南アジア風の味付け。
このおばんざい、どれだけいただいてもきっとダイエットになるな~。
「野菜を美味しく」の工夫が半端ないです。
日本各地から届く旬の野菜をメインにメニューを考えていくので、新しいメニューが頻繁に登場します。
黒板から選んで・・・
「京風鯛の子の煮付け」
昆布出汁のナージュになっています。
この昆布出汁の美味しいこと!!
思い出しても出汁のよい香りが漂います。
「びわとつるむらさきの白和えじゃなくて黒和え」
黒ゴマを使ったので黒和え。
ネバネバしたつるむらさきと柔らかく甘いびわ、黒ゴマの香ばしさで味が引き締まります。
白和えならクルミなどナッツ類を加えるところでしょうが、ここは黒ゴマで大正解!
「煮卵づくしのポテサラ」
これ金柑ではなく(笑)煮卵なんです。
クリーミーなポテサラが煮卵のソース的な役割。
メインは洋風のベクトルで。
「ホタルイカ仏産山菜のソテー スパイスと」
旬のホタルイカと同じく旬のワイルドアスパラガスのソテー。
クミン、オレガノ、ゆかりなどのスパイスとハーブで、ワインに合う一皿。
「長野産アスパラ、スモークベーコン、いちぢく&EGG」
自家製ベーコンの円やかな塩味と脂身が、熟したいちぢくとあうこと!!
アスパラガスの独特の香りが爽やかに鼻を抜けます。
かなりの種類をいただきましたが、京風の出汁、スパイス各種、フレンチの手法などを屈指して、一品一品のベースの味わいが異なります。
なので、これだけの品数でも舌が飽きることがありません。
知らない野菜、初めての食材の組み合わせ、お料理が出てくる毎に未知との遭遇。
次はどんなかな・・と興味はつきずワクワク感が続きました。
そしてフルーツを使ったバースデープレート。
予約の時点でお願いしておきました。
なんと、こんな粋なプレゼンテーションに仕上がっていました。
これには友人も大喜び!!
家族で手作り料理でバースデーを祝う時も、このアレンジを真似ようと言っていました。
りんご、キウィ、桃、苺、ラズベリー、ブルーベリー、あしらわれたパクチーの花。
このパクチーの花と一緒にフルーツをいただくのもまた一興。
フルーツの甘味が引き立ちます。
今回初めて訪れた東京在住のメンバーは、他の友人を誘うようです。
やっぱりこちらにしてよかったな~。
日本産・フランス産ワイン、日本、一工夫あるドリンクと一緒に、かなり幅広い美味しさを堪能できるお店です。
住所: 東京都世田谷区北沢2-33-6 サンピアビル2F
電話: 050-5594-1544
MushaMusha (割烹・小料理 / 下北沢駅、東北沢駅、池ノ上駅)
夜総合点★★★★☆ 4.1
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