先日美術館のプレス内覧の帰りに、センスと趣きにあふれるお店に伺いました。
駒沢通り沿いにある写真食堂「めぐたま」です。
約5000冊の写真集に囲まれているので、写真食堂。
床から天井までの本棚は、幼少時からの憧れです。
とても素敵な空間、すぐに虜になりました。
通りに面したガラス張り引き戸をあけると、カレーのよい香り。
うん、ここは間違いない!!
ドリンクを付けられる季節の一汁三菜、一汁五菜のセット、晩酌セットなど、「個」」の来店もきちんと考えられたメニューがあるのがいいですね。
飲みたい気分だったので、晩酌セットと単品をいくつかお願いしました。
「カリフラワー、キャベツ、パプリカの甘酢マリネ」
カリフラワーはマリネにすると美味しさの真価がわかる!と思うほど美味。
「蕗の薹の天ぷら」
ほろ苦さが春の訪れを告げる旬の味わい。
飲みたい気分だったので、「生ビールとメキシカン風唐揚げ」の晩酌セットと単品を選びました。
身がふっくら、外側がカラッと揚がった鶏の唐揚げ。
付け合わせのキャベツはドレッシングで和えてあり、浅漬けのコールスローのよう。
ココットに入っているのは甘酸っぱ辛いメキシコの薬味。
ビールの後は、ソーヴィニョン・ブランなどがブレンドされたラングドックのオーガニック白。
スッキリとして、お醤油も使っている和食にもドンピシャリ。
とてもお手ごろ価格のワインです。
「江戸名物 たまごふわふわ」
出汁をふわふわに泡立てた卵でとじたようなお料理。
なんか素敵なネーミングですね。
徳川家光が後水尾天皇をもてなした際の献立に入っていたと言われています。
もともとは経済力や地位のある人たちのご馳走だったのですが、江戸後期には庶民の口にも入るようになったようで、「東海道中膝栗毛」では弥次さんが食べていたくだりがあります。
ふわっふわの卵の下は風味の良い出汁。
木杓子ですくっていただきます。
あつあつで、じんわりと幸せを感じる一品です。
これがまた白ワインにあうのです!
「手作り餃子」
手作りとあるとどうしてもいただきたくなります。
ニンニクは使っていない(と思います)優しい味わい。
”お母さんが作ってくれた”という形容詞がピッタリです。
周りを見渡すとお一人様も多数。
和・洋甘味、コーヒー、紅茶もありカフェとしても、ダイニングとしても便利なお店です。
それぞれのスタンスで過ごせるのも魅力です。
一人で飲みながら一汁五菜のセットもよいなあと、次回の事を考えてしまいました。
住所: 東京都渋谷区東3-2-7
電話: 03-6805-1838
めぐたま (カフェ / 恵比寿駅、広尾駅、代官山駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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