ハンガリーというと、皆さん何を思い浮かべるでしょうか?
作曲家のヨハン・シュトラウス、陶器のヘレンド、世界を席巻した「ルービックキューブ」の生みの親エルノー・ルービック・・・・
食で言えば、昨今有名になってきたのでご存知の方が多い「マンガリッツア豚」。
「食べる国宝」と形容されるこの豚は、200年ほど前に生まれたハンガリー固有の品種で、なんとその基礎遺伝子は、遺伝子銀行に保管されているとか。
そして飼育方法も200年前から厳守されているそうです。
日本に輸入されだして早5年。
今はビストロスタイルお店でも、マンガリッツア豚を使ったメニューを目にします。
私は3年前、戸越の「UPSIDE」で初マンガリッツア豚。
何故いきなりマンガリッツア豚の話なのかと言いますと・・・・
先日ハンガリー大使館でハンガリーの食文化を楽しむ会にお招きいただき、伝統的&革新的なお料理をいただいたからなのです。
マンガリッツア豚以外にも有名な、鴨肉やフォアグラを使ったお料理がコース仕立てに。
「ピックサラミのキャビア仕立てのせトマトゼリー、PODORサワーチェリー・バルサミコ酢」
「フォアグラのテリーヌ、PODORマカダミアナッツオイルのウォルドーフサラダ」
「マンガリッツアソーセージ、PODORアップル・ビネガーの蒸しキャベツ添え」
「グヤーシュ」
「マンガリッツアのバラ肉、PODORアップル・バルサミコ酢ソース」
「PODORアーモンドオイルの鴨肉のコンフィ」
「蜂蜜とPODORアルガンオイルの自家製パン」
「PODORパンプキンシードオイルのポガーチャ(スコーン)」
「PODORチアシードオイル、セミドライフルーツ入り自家製ヨーグルト」
「ラコーツィカッテージチーズケーキ、PODORアプリコットシードオイルゼリーのせ」
「PODORピスタッチオオイルのマカロン」
マンガリッツア豚は高脂肪豚、鴨肉、フォアグラも脂がのっています。
ハンガリーでは脂を摂る際に、香り高い酸味を組み合わせより美味しくいただくことが習慣になっているそうです。
確かに、付け合わせの野菜やソースの酸味が肉類の味を引き立てているお料理ばかりです。
今回のメニューに繰り返し登場する「PODOR(ポドル)」。
100年以上のオイル&ヴィネガーづくりの歴史と実績をバックグラウンドに、ハンガリーで2011年に誕生したブランドです。
コールドプレスの高品質オイル、オイルと相性のよいフルーツヴィネガー&バルサミコ、マスタードのラインナップが揃っています。
ハンガリーを始めヨーロッパの国々でもこれだけのオイルの種類が揃っているのは珍しく、革新的なブランドとしてに人気が出てきだしたそう。
日本ではオーガニックも含めて16種類のオイルが販売されていますが、新たに4種のフルーツヴィネガー&バルサミコが加わります。
ボトルデザインも素敵で、オイル、ヴィネガーともに香り高く、色合いも味わいもさまざま。
昨今和食にオリーブオイルを使うことも増えてきましたが、ポドルのオイルもバリエーションがあるので、広く和食にあうと思います。
白、ロゼ、赤のハンガリーワイン。
関西ではイカリスーパーを中心に流通していて、間もなく関東でも販売が始まるそうです。
隣国のオーストリア、クロアチア、ルーマニアは訪れたことがあるのに、ハンガリーは未体験。
食文化にも興味がでてきたので、ぜひ行かなくては・・・。
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