ランチが美味しかったので、エキゾティックな料理が好きな友人を誘ってディナーに伺った広尾商店街の「ゼノビア」。
まだ訪れた事のない中東におもいを馳せて、珍しいものをあれこれお願いしました。
地中海沿岸の食文化のつながりや、オスマントルコ時代の宮廷料理がイタリア料理に影響を与えたこと、シルクロードで食文化が伝わったことなどがとてもわかるお料理でした。
ナツメヤシのお酒とザクロのカクテル。
甘みはなくアルコール度数は高めのようです。
ザクロの酸味が爽やかで食欲をよぶアペリティフ。
「サンブーサ」
アラビアのチーズの揚げ春巻き。
ケチャップのようなソースでいただきます。
インドのサモサ、中国の揚げ春巻きに似ています。
「ババガンヌージュ」
茄子とザクロのペースト。
トロリとした茄子の実にプチプチとしたザクロ。
ピリリとしてパプリカパウダーが入っているよう。
アラビアンナンにくるんでパクパクと。
ふっくら熱々焼きたての「アラビアンナン」。
皮を破るとふんわり湯気がたちます。
ランチでもサーブされ、自家製ナンが美味しのが印象的でした。
モロッコの赤を選んでみました。
セパージュは、カリニャン、グルナッシュ、サンソー。
フレッシュなベリーの味わいです。
「バーミャ」
オクラと牛肉のトマト煮込み。
オクラがかなり入っているのかトロトロとしたテクスチャー。
牛肉の旨みにピリッとスパイスがきいて、食欲が刺激されます。
風味の異なるガンボのようなお料理です。
「シュシュバラック」
ヨーグルトで煮込んだシリアのひき肉ラビオリ。
初めて体験する味わい。
温かいヨーグルトは香りがよく、ひき肉のラビオリはスパイスの風味。
口当たりはとてもマイルド。
風邪をひくことはめったにありませんが、もしそうなったらこれで元気がでてすぐ治りそう（笑）
「ラムのシシカバブ」
ジャバティという薄いナン、バターライス、辛いトマトペースト、ヨーグルトとおろしたニンニクをあわせたペーストがついています。
ヨーグルトのペーストの酸味がラムによくあいます。
思いのほかクミンは強くなく、マイルドなシシカバブです。
ヨーグルトをふんだんに使ったアラビア料理は、胃にもやさしく整腸作用があるようです。
かなりたくさんいただきましたが、まだまだ入るような（笑）
翌日も胃もたれは全くありませんでした。
店内はアラビアンナイトのように、大小様々なランプが飾られています。
スタッフも中近東出身のようで、とてもエキゾティックな雰囲気の中で食事ができます。
周辺にエクスパットが多いので、テイクアウトのサービスもあるようです。
私たちが食事をしていた時も、あらかじめ注文していたものをピックアップしにきたお客さんが何人かいました。
ハラルにも対応しているそうです。
まだまだ試したいお料理がたくさん。
また近々伺います。
住所： 東京都渋谷区広尾５－２－２５ 本国ビルＢ１Ｆ
電話： 03-5420-3533
アラビアレストラン ゼノビア
ジャンル：エスニック/イタリアン
アクセス：地下鉄日比谷線広尾駅 2番出口 徒歩3分
住所：〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-2-25 本国ビルB1（地図）
周辺のお店：
ぐるなび 広尾×アジア・エスニック料理
情報掲載日：2017年11月7日
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アラビアレストラン ゼノビア （西アジア料理（その他） / 広尾駅、恵比寿駅）
夜総合点★★★★☆ 4.0