常日頃から外食は、お料理、飲み物、接客、空間のクオリティーと、これらの要素から感じる自分の満足感が揃って初めて楽しめると考えています。

 

晴天が続く東京のGWの1日に伺った、本郷「厨菓子くろぎ」では予想以上に素敵な体験ができました。

 

 

お店のコンセプトが「料理屋の和菓子」

お料理屋さんのように、”できたて”のお菓子が供されるのです。

 

 

「葛きり」
 
希少価値の高い吉野葛を100%使ったできたてが、朱塗りの器に。
散りゆく桜が川を流れていくように、黒蜜に塩漬け桜。
 
お盆の上の花は、お茶室の一輪差しをイメージしているのかしら・・
 
焼き物のポットに入っているのは、くろぎ珈琲「絹しずく」。
澄んでいてクセがなく、豆のうまみのみがスーッと喉を通っていくようなキレイな味わいです。
 
 

「かき氷」
 
フワフワした粉雪が積もって自然に形づいたような、密だけどとても軽い口当たりの氷。
上品な練乳ときな粉、小豆がトッピングされていて、黒蜜は好みを量を。
 
スプーンですくっていくと、きな粉がハラハラとお盆の上に散っていくのも、また一興。
 
 
見た目はかなり大きいです。
ですが、氷、練乳、きな粉、黒蜜、すべてが軽く、舌にのせたとたんにフワッと溶けていくので、
スイスイと食べ進められますよ。
 
おしゃべりをしながら30分位で完食。
 
甘味は得意でない私ですが、夏に又いただきたいなと思う、上品な甘さのかき氷です。
 
 
 
隈研吾氏設計の空間は、天井が高く「気」がよいなあと感じます。
 
空いているテーブルもありますが、実はこの時点で1時間半待ち。
自分の番がくると携帯電話に知らせてくれるので、お店の前に行列ができることもありません。
 
混みすぎず、ゆっくりと過ごせるような配慮です。
丁寧につくられたできたての和菓子をゆっくりといただき、世界的に評価の高い隈研吾氏の空間を楽しむ。
接客もゆったりとしてとても心地よいです。
 
和菓子は単品で1000円台、コーヒーをセットにすると2000円を超えますが、
充分にその価値を感じることができます。
 
本当に贅卓で美味しい時間を過ごしたいときに、オススメしたいカフェです。

 

 

 

【厨菓子くろぎ】
住所: 東京都文京区本郷7-3-1 
電話: 03-5802-5577
 
 

廚菓子くろぎ和菓子 / 本郷三丁目駅湯島駅水道橋駅
昼総合点★★★★ 4.0

 

こちらでもおいしい情報を発信しています!

 

Twitterhttps://twitter.com/wakamido1629

Instagram:https://www.instagram.com/yuki.kusama/

食べログhttp://tabelog.com/rvwr/cuisine3137301/

 

 

 


にほんブログ村 


レシピブログに参加中♪

食べログ グルメブログランキング 人気ブログランキングへ ブロぐるめ! 食べ歩きポータル ブログランキング参加中! 「ココビタ」掲載中のフードアナリスト西麻布女子の美・食・旅ブログ記事