先月韓国済州島で焼肉三昧をしてきました。済州島特産の黒豚、ロースからテジカルビ、サンギョッサル、オギョッサル、色々と楽しんできました。豚肉と海産物中心の食事で、4泊の滞在の内、牛肉は1回しか食べていません。牛肉が嫌いなわけではなく、単に済州島の特産物を楽しもうとしただけです。
で、牛肉の焼肉もそろそろ恋しくなってきたので、今度は「日本流」と勝手に私がよんでいる焼肉を食べにいくことに。予約が取りずらいといわれている「くにもと」に当日予約がとれたので、喜び勇んで行ってきました。
アラカルトではなく、おまかせコースの中から選ぶというお店なので、まずは入門編の1人\5,000の「上等」を。
その日の状況で内容が異なるそうです。鹿児島黒毛和牛の、上ハラミ、上芯玉、上カルビ、芯玉、イチボ、外モモ、リブロースの7種でした。「一枚一枚堪能しながらゆっくり食する」に適したとても味わいがあるお肉でした。
上部のお皿に盛ってあるのは塩、下はタレで食べました。
赤身はもちろん味が濃く、サシ入りが苦手の私でも、サシが入った部分もかなり美味しくいただけました。
ゆっくり食べていると、満足感がじわじわと。腹6分目くらいになりました。決して小食ではありませんが、かなり味わい、美味しいものは少量でも満足感が高いですよね。
でもこれで止めるのはちょっと悲しいので、「切り落とし」と「上ミノ」を。
さて切り落としは、色々な部分がもられています。カルビ、ハラミそんなところでしょうか。先ほどのコースの「少し足りないな」を埋めてくれます。上ミノは本当に「上」!新鮮なので、弾力がほどよくクニュクニュしすぎません。
「日本流」だと感じる所以は、最高の状態の和牛を、日本人の舌に合わせた味付けと食べ方で提供するお店だからです。「お肉を美味しく味わってほしい」という気持ちが強く伝わってきます。お酒もビール、ワイン、割ったものだけで、強い蒸留酒はありません。
ここは、江戸前鮨をつまむ感覚で、さっとお肉を食べて河岸をかえるのがよいかな・・と感じました。
美味しい、しっかりとした味がずっと残っているので、この日はエール系のビールを飲んだ後、アグリコールラムをゆっくり飲みました。
焼肉「くにもと」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13007842/