++死ぬということ++
ダイエットノЗ`!!
++タイヨウのウタ++
バイクを止めて
ポカリを買って
ベンチに座って
サーフィンを一緒にする友達を待つ
それをワタシは見つめる
タイヨウの日差しが出てくる前に
夜ワタシはいつも駅前で
マッチに火をつけて
蝋燭に灯して
ギター演奏をする
キミを見かけた時胸が弾んだ
おもむろに走った
こんなに走ったのは小学生以来かな
キミを捕まえて
キミに言った
キミは驚いてた
ある夜ワタシはあのベンチでウタをウタった
キミと話した
嬉しかった
「また、聞かせてくれる?」って言ってくれた
キミと出かけた
夜に出かけた
ヒマワリの看板の前でウタをウタった
たくさんの人
嬉しかった
キミに好きだと言われた
ワタシはキミの彼女になった
でも
もう朝日は迫ってる
ワタシは走った
キミのバイクに跨って
家へ走った
キミはワタシの病気を知った
それでも好きだと言ってくれた
だんだん動かなくなって
ギターも弾けなくなった
このワタシを好きだと言った
もうギターの音は
聞かせてあげれないけど
ワタシの声は聞こえてるよね
ワタシの声は届いてるよね
キミに響いてるよね
++ハチミツとクローバー++
人間って何でこんなにも
もろいんだろうって思った
神様って何でこんなにも
ずるいんだろうって思った
器のでっかい男の人が
傍にいてくれて良かった
ただ君が傍にいてくれればいいと言った
生きてくれればいいと言った
一緒にいてくれればそれだけで幸せだと
今私のこの特技がなくなったら
私に残るものはなんだろう
生きてるイミはあるのだろうか
私が存在しているイミはあうのだろうか
何も感じない指先とそれを知ったショック
私は今何を触っているのかわからない
痛いよ
苦しいよ
言ってしまうと止まらなくなりそうで怖くてたまらない
紅く噛んだ痕が目に焼き付いて
離れやしない
単行本が出るたび読んでいるんだけど
今回は少し違った。
悲しい話でとっても悲しくて
実話でもないのに自然に涙が毀れた。