繊細でプライドが高い子

おはようございます

お母さんのための香りのセラピスト

ともこです

毎日暑いですね

と挨拶では言っていますが

実は夕方5時まで
リモートワークのため
日中はほぼ外に出ておらず

少しは紫外線を浴びようと
週末の昼下がり
隣駅のスーパーまで
自転車で買い物に出かけたら．．．

出かけて5分で後悔しました

さて本日は
不登校っ子に多い

「繊細でプライドが高いタイプ」
について
お話ししてみようと思います

「繊細さん」はよく
HSC (Highly Sensitive Child)や
HSP (Highly Sensitive Person)
という言葉で説明されますが

たとえば
人が叱られているのを見て
自分が辛くなってしまったり

ザワザワする環境や
雑音騒音の類が苦手だったり

洋服のタグが
肌に触るのが嫌だったりと

色々な表れ方があります

感覚が敏感なため
常に神経をすり減らしながら
暮らしているので

学校のような集団生活は
とてもしんどいのですが

それを人に見せないように
頑張ってもいるので

「そうは見えないけど？」
「学校では楽しそうですよ」

と言われることも
多いようです

また
聡明なため
大人の矛盾に気づきます

感覚が鋭く
ごまかしが利きません

「ゆっくり休んでいいよ」
（でも、そろそろ学校に行けるよね？）

というような声かけは
裏側の気持ちごと
「感じて」しまうので

親も味方ではないのだと
すごーく傷つきます

それから
「プライドが高い」
この特徴も多いです

賢いから
自分が本来あるべき姿や
理想とするところが
高いところにあります

不登校で動けないのに
理想を高く設定しすぎて
更に動けない様子に

歯痒い思いをしている
親御さんは
多いのではないでしょうか

とってもプライドが高いため

「どん底」時期には
そんな自分が許せなくて
自己否定が強くなったり

自分の進学先や
家族にも
八つ当たりすることも
あるかもしれませんが

回復期には
そのプライドの高さが
モチベーションとなり

周囲も驚くような
大躍進を
遂げたりします

繊細であることや
プライドが高いことは
決して「足かせ」ではなく

「直さなければいけないこと」
でもありません

繊細だからこそ
よいものを受け取る力も大きく

プライドが高いからこそ
ビジョンを持ち
努力し続けることができます

私の周りの不登校経験者や
これまでご相談下さった方の
お子さんたちは

共通してこの
「繊細でプライドが高いタイプ」
であることが多く

お話を聴いていくと
「もしかしたら私も同じタイプかも？」
というお母さんも
いらっしゃいます

もしもお子さんが
「柔軟性がなく辛そう」
に見えるとしたら

それはお母さんが
自分自身に感じていること
なのかもしれません

ご自身の世界観を
自由にしていくことで

お子さんもまた
自由に生きることを
学ぶことができます

繊細さもプライドの高さも
その人を構成する
素晴らしい宝の一つです