WEB制作会社 Cublic -2ページ目

WEB制作会社の業務範囲

「WEB制作」・・・ 一般企業の方はどこまでやることがWEB制作会社の範疇だと思いますか?

WEB制作は時代とともに業務フローの分散化かつ業務の複雑化が進行しています。
昔は「WEBデザイナー」という一括りの職種であり、デザインもコーディングも企画もしていましたが、
現在では、IT時流に則り、「WEBディレクター」「デザイナー」「アートディレクター」「コーダー」「Flashデベロッパー」
「SE」「PG」「カメラマン」「ライター」など多種多様な職種の方がWEB制作を受け持つことで成り立つようになりました。

私どもが行なっている中心業務は「WEBコンテンツ制作」です。
一応、工程としては「企画」「デザイン」「コーディング」「システム」を主に見込んでおります。
代理店様のお仕事であったり下流工程のみを引き受ける場合は、「コーディング」のみになったりする場合もあります。
WEBサイトの納品の形式としましては、「サイトオープン」まで行なう場合と最終アップは先方にお任せになる「データ納品」
という形がほとんどです。

その「サイトオープン」まで行なう場合、WEBサイト完成後のよくあるトラブルがあります。
例えば、WEBサイトにCMSを用いる計画があるため、仕様に合ったサーバーとするため現在の契約サーバーから
変更をしなければならない場合があります。その場合、サーバー移管を行なうのですが、この際にメールサーバーも
一緒に変更することが必要となる場面が多々あります。

ここで、見えない作業が発生するのです。

メールサーバーを変更すると言うことは、各自のほとんどのPCでメールアカウントの設定をしなければならず、
たまに予想がつかないよなトラブルにも見舞われることがあります。
これをお客様に分かって頂けてないと、「失敗した」と思われる場合があります。しかも、HPが出来てから最後の
最後での作業になるため、信用問題にすら繋がりかねません。

しかし、お客様がWEB制作会社に発注する場合は、そこまで見越していない場合が多く、デザインなどと違い目に見えない
作業となるため、初回の見積り段階では煙たがれる場合が多々あります。
HPを運用するためにも、インフラを整えることが一番大切ではありますが、そこまで見越して作業依頼をされる発注者は
少ないかもしれません。こういうこともあり、グレー部分となり責任転嫁が始まってしまうことも多々あります。

お客様の中でよく思い違いされているのは、「WEB制作ができるところはインフラもできる」ということです。
もっと平たく言うと「パソコンが得意」であると思ってらっしゃる方がほとんどです。
中小企業様で後から言われるのが、上記のように「メール設定」「ルーターの設定」「無線LAN」「PC固有のトラブル」などの
解決をお願い!とサラッと言われることが多いです。
私の経験上、WEB制作会社はWEBに特化したソフトの扱いや構築はプロですが、PCの構築やLANの構築などは別業務と
していることがほとんどでした。ですのでPCのトラブルを解決できるノウハウは少ないのではないかと思います。
現在では、そういう事も任されることも多いので、専門の人員がいる業者もいるのではないでしょうか。
ですので、発注する時もPC,インフラをどのようにするのかを打診する必要もあります。

弊社キューブリックでは、私自身がそれに対応したり提案することがほとんどです。弊社には優秀なWEBデザイナーも
SE、プログラマもいますが、PCインフラに関してはやはり弱いのが現状です。
実は私は、昔からPCいじりが好きであり、自作PCを何台も作ったり、自宅や10人規模くらいまでの企業のPCサポートや
インフラの整備をしてきました。それにより、WEBサイトのオープンと同時にインフラの再整備を行ないコスト削減を
ご提案するということもしております。

WEBもPCインフラも加速度的に進化し、今後はWEB制作を行ないながらPCインフラも手入れをしなければならない
状況が多くの局面で出てくると思われます。ですので、今後はこういう状況を考えながらお客様にもリスクを知って頂き
相互が良い状況で仕事が完遂できるように提案をしていきたいと感じております。


















工数での価格と現物での価格

WEBサイトを見積りする時に「人日・人月」などで示す単価と「ページ・式」で算出する単価が存在する。
これは業者によって見積りの出し方が違うために混在していると思われます。
システム系の会社からの見積りだと「人日・人月」と係る工数によって算出することがほとんどですが、WEBデザインという最近できたばかりの職種からのWEB制作会社は「ページ・式」と算出している場合が多いのである。


結論から言うと、WEBでもシステムでも技術者が時間という縛りの中で手を動かしてモノを作る作業については「人日・人月」と算出する方がスマートである。


WEBは新しい産業である。これは誰しもが認めるようにWEB制作に関わる職種はまだ20年も経過していないからである。言い換えれば、まだ土壌が固まっていない子供であります。
ですので、システムやビル、土木建造物などモノを作る工程がある職業と比較して全然成熟していないと考えられるのです。
私が土木構造物の建設に携わったことがあることから、同じような工程「調査~設計~施工~運用」を辿っているにも関わらず、WEB制作の単価が安いということは、どこかWEB業界の構造に問題があると考えなければなりませんでした。

数年間WEB制作において第一線で活動してきましたが、WEB制作の仕事を安く重労働にさせる原因は制作者でもなく、クライアントでもありませんでした。一番の原因は「WEBディレクター」という職種にあると考えました。
世間の多くのWEBディレクターは、社内の数いる制作者の中の一人としてディレクターに抜擢されることがほとんどです。
ディレクターは一般的に制作を経験せずしてなっている人が多く、お客さまの指示がどれくらいのリスクを抱えており、どれくらいの時間が掛かるのかを把握していません。
特にやり直しの工程が発生したとしても社内の一人のディレクターであるため、人件費の管理までするわけもなく、制作者にムダに手を動かせるような指示しか出来ないのがほとんどです。

上記のことの繰り返しにより、制作者は同じ制作物に何度も何度も手を入れなければならず、時間も掛かり、その間に他の仕事が積み上がってしまい、徹夜の連続。そして、モチベーションも下がり制作業務が嫌になってしまい、給料も上がらない。このようなマイナスの連鎖反応をWEBディレクターが「知らず知らず」作りだしてしまっているのが現状です。

この「知らず知らず」というのがミソであります。これをWEBディレクターが「これではダメだ!」と思い奮闘して、お客様と掛け合い、WEBの知識も学び、上手く制作者に伝えられれば良いのですが、そんなことはまずありません。
WEBディレクターもWEB業界の10年まえからの風習しか知らずやっていますので、自分のやっている事が正しいと勘違いをしているのです。

前述しましたが、WEB制作は、家を建てたり、システムを構築したりするのと同じ工程を踏んでおります。
モノ作りの工程を「にわか」にしか知らないWEBディレクターは手直しをさせることのリスクを感じていなく、クライアントの思いつきの修正にその場その場で対応せざるを得ないのです。とは言ってもクライアントが悪いわけじゃなく、上手く設計をし制作に至るまでの同意がクライアントと取れていないWEBディレクターに問題があります。

私の経験上「WEBディレクター=現場監督」だと考えています。

現場監督は、すべての工程を仕切り潤滑に作業員に指示を与えなくてはなりません。しかし、作業員は通常外注のプロ集団であることがほとんどであり、作業員に手戻りをさせるような指示があって、休日返上での作業となる場合は、もちろんその分の費用が請求されることになるのです。

ですので、上の立場の指示ミスにより下流工程に影響が出た場合は、必ず上のものが何らかの責任を取らなければならないのです。これをWEB業界は小さい括りの中で考えてしまっているので、「知らず知らず」このようなミスを招いてしまっているのです。

本日、ここに記したことは、まだ私の覚え書き程度ですが、いずれ日本のWEB業界に本当に良いWEBディレクターを育成したいと考えます。













HTMLソースコードの是非

ちょっと技術者よりなネタとなりますよ。


ソースコードってありますよね?HPをパソコンのブラウザで見れるようにするために、HTMLという言語で書かれているものです。
実際にこの画面上で右クリックして「ソースを見る」みたいなのをクリックするとダラダラと英語が出てくるかと思います。

さて、このソースコードですが僕ら技術者は、”技術者なりのキレイなソース”で書くことを当たり前とし、それに誇りを感じていることがほとんどです。このソースをキレイにかくと後からの改修の時も簡単に書いてある内容を把握でき、すんなりと修正ができるっていうもんです。

しかし、このソースコードをいくらキレイに書こうとも、実際にHPを見ている人にとっては、なーーーんも関係ないんです。ということは、技術者の独りよがりかと思えるわけです。

世の中にはSEO対策という言葉がありまして、HPで少しでもアクセスを募るためにこのソースコードをキレイに書いた方がいい!ということは言われるんですが、実際どこまで効果がでているのやら。。しかも、この効果の違いも日に日に変化していると思われるし。汚いよりキレイに越したことはないのですが、これをキレイに書こうとすると、CSSの対応などで、各ブラウザ毎に対応させるのに時間がかかったりしている現状があります。これを汚いソース、いわゆるオールテーブル組みで書くとブラウザ対応はほとんど不要となるのです。そのかわり、少しだけデザインに制限がかかってしまいますがね。

ということで、HPを制作する時に技術者は、その存在をちゃんと認めながらも、世の中の98%位の人には気付いてもらえないものとして制作を行なわなければならないのだと思う。

見た目が変わらず、キレイなソースで書いたものが50万、汚いソースで書いたものが40万なら、お客さんはどういう反応を示すだろう。。。