出来る人間と言うのはこういう人のことを言うのだろう。
彼が持つ情熱と言うのは、まねできるものではない。
アメリカの高校での飛び級と言うのは決して特別ではないが、
彼は日本の高校を中退しアメリカの高校に編入、その高校をたった3週間だけ通っていきなり大学受験の資格を取る検定試験を受けたのです。
しかも英語が苦手だった彼は、試験中に英語辞書の使用を教育委員会に訴え許可を取り、8時間も時間を延長して見事合格したのです。
短大から大学に編入してただひたすら勉強、当然生活費はなくなるわけでバイトをしないといけない。
ただバイトに時間を割きたくない彼は最も効率が良いお金の稼ぎ方を思いつく。
一日にたった5分だけ使って発明品のアイデアを出し、その特許を売るのである。
そして彼は自動翻訳機を作り一億円を手にする。
物事の考え方、情熱がフツウの人とは違う。
26歳で慢性肝炎になりそれでも仕事を続け、結局体を壊し入院、当時慢性肝炎はいずれ肝臓がんになり不治の病といわれていた。そして26歳の若さで一時死を覚悟したそうである。それでも仕事のことは常に考えていた。
仕事のことを考えて電柱柱にぶつかったり、靴を履き忘れて出かけたり、自分の結婚式に2回も行き忘れるほど仕事に集中していたそうです。
NTTからネット回線を貸し渋られた時は、総務省に殴りこみに行って、役人に”100円ライター持っていますか?NTTにあまっている回線をまわすように注意してくれなければ、ガソリンをかぶって火をつけます。自分の顧客にNTTに妨害されて工事できないので、ヤフーBBではなくNTTのブロードバンドに入ってください、なんて言う事は事業家として死ぬよりつらい。”と言ったそうです。
彼が言う”志高く”とは、恐ろしいほどの情熱を常に持つことだろう。
彼が”竜馬が行く”の”脱藩”にあこがれてアメリカに来たのであれば、
私は孫正義の生き様にあこがれてアメリカに来た。
そして今、私のクライアントは孫氏と仲が良く、時間があるときに私に紹介してくれるそうです。
日本にある彼の家の中には川が流れているそうです。