人より1年多く高専に在籍してしまったし、1年で留年したらほぼ卒業できないと言われながら5年生にまでなんとかストレートで上がって来た
ありきたりな表現になるが、なんだかんだであっという間の6年目であり、1度目の1年生の時すらこの前のように感じる
ふと、気づく
あと高専にいるのは5ヶ月程度だということに
学生生活があと5ヶ月程度だということに
大した青春もなかった
クラス会もなければ、休日に誰かと遊んだことなんて片手で足りる
なんだかんだで学校帰りのカラオケも大して行ってない
大して恋もしてない
文系大学生のように何十人も女を抱いたわけでもない
適当にTwitterをして薄っぺらい物思いにふけり、大した回答もないまま忘れてしまう
寝てはしこって病んで寝る
そんな感じの学生生活だった
これもありきたりな後悔だけど、もっと、有意義に時間を使っていればよかったと思う
もっとプログラミングに触れておけばよかった
なにか1つおっきいプログラムを書いておきたかった
アウトプットしておけばよかった
学生生活が終わるということは、人生初だ
当たり前だが、これまではずっと学生生活だったわけで、それが終わるという不安感に最近はよく襲われる
今までのありとあらゆることが否定されていくのにその上に足を乗せて生きていかなくてはいけない
踏み固められた地面でなければうまく飛ぶこともできずに終わってしまう
なんだかんだでどうにかなるのかもしれないし、実際みんなどうにかなっている
世の中にありとあらゆるクズがのさばっているのはなんだかんだでどうにかなっているからだ
だから安心していいのかもしれないが、この不安感は今しか感じられない不安だから大事にとっておきたい
学生が終わる
7歳から始まったこの生活が終わる
本当に、なにもなかった
これからなにかあるんだろうか
どうでもいいけど、こういうブログの書き方米津玄師みたいだなぁって思う
別に真似してるわけじゃないけど、所謂、他人に見せるためというより自分の中を整理するための文体ってやつだと思う
そういえば昔から好きなバンドの新曲が出た
ああ、いつも通りだなぁって思ってしまった
退屈になってしまったと感じた
元から何周かしないと良さがわからないタイプのバンドだったから新曲聴いたときは仕方ないのかもしれないけど、少し悲しくなった
変わらないことを歌い続けてる彼らの曲を聴いてもなにも響かなくなったなら、自分が彼らが向けている世代からズレた証拠だ
自発的ではない時間の流れによる押し出しを食らった証拠だ
今自分に響く言葉ってなんだろう
多分そこが自分の起点になる
久しぶりに本でも読んでみよう