昨日の続きです。
ガスの話の中で書き忘れたことがありました。
なるべく自分ができないことをやらない、考えないっていうことです。
ガスを溜めない対策は必要だけど、手の届かないことはやらない。
例えば未来のことを心配しすぎないことも一つです。
そして、怒りを感じた時のこと。
よく言われる6秒待つ、というやつです。
6秒で衝動をやり過ごす。
深呼吸して、何もせず落ち着くまで一旦待つ…。
私はカッとなったら6秒経ってもカッカしてますけどね…(^_^;)
深呼吸が有効だそうです。
あとは、相手に伝えてから一旦その問題を離れること。
あとは、この怒りがどのぐらいの強さなのか、自分で温度を決める。
穏やかな状態が0で、人生最大の怒りが10だとすると、今の怒りはどのぐらいなんだろう?と。
そうやって客観視できるようになると、こういう時に強くなるという傾向がわかるようになります。
そして、自分の思考のコントロールとして、許せる、許せないの間の、まぁ許せるゾーンを見つけるといいそうです。
例えば待ち合わせで時間に遅れることを自分は許せなくて相手はまぁいいじゃん少しぐらいの人だと、相手が遅れた場合に怒りが湧いてきますが、「まぁ許せるゾーン」があればそこまで怒らなくてすむということです。
この場合、連絡をくれれば許せるとか、10分以内だったら許せるとか。
でもこのゾーンのことは相手は知らないので、伝えなければいけません。
「べき」というのも許せるゾーンも人によって違うので、相手を責めるのではなく「私は〇〇」と伝えることが怒りを生まない方法だということです。
相手に伝える時の上手い伝え方は、基準を明確に、具体的に、だそうです。
リクエスト+自分の気持ちで言う。
さっきの例だと「私、何分待つのかわからないのが嫌だから、もし遅れるなら連絡がしてほしい」とか、そういう感じですかね。
NGなのは4種類。
1つは、過去のことを言う。「前から言ってるけど」「何度も言ってるけど」など。
1つは、責める。「なんで〇〇なの?」など。
1つは、強い表現。「絶対〇〇して」「必ずね」など。
1つは、曖昧な程度。「ちゃんとやりなさい」「しっかりやって」など。
これ聞いて、私NGワードのオンパレードだったわ~と思いました笑
なんなら「前から言ってるけど、なんで置きっぱなしなの?なんで片付けない?ちゃんと片付けてよ。もう何回言ったらわかるの。今度から絶対やってよね」って4種類全部を1度に言ってますよ!笑
「私、こうやって置きっぱなしになってるのを見ると嫌な気持ちになるの。だから使い終わったらしまってほしいな」…イラっときてる時、こんなん言えん…笑
そして、これがあれば大丈夫、のアイテムを持っておくことも効果的だそうです。
気分転換メニューです。好きな曲とか、ヨガとか。
あと口角アップすることもいいそうです。フェイシャルフィードバック効果で、気分が変わるかも。
日本の女性は自分が楽しむことに抵抗があると言っていました。
どこか申し訳ないみたいな気持ちね。なんか、ありますよね。
あと、感情を無理やり動かすことも効果ありです。ドラマ見て泣くとか、人としゃべるとか。
怒りから離れるというか、怒りに捉われないということかな。
怒りっていうのは自分を守るための防衛感情なので、悪いものではないそうです。
なので、怒りを感じた時は、落ち込まずに、怒りをを改善するためのツールにする。
良くするための気付きとして使えるようになるといい、ということです。
とはいえ、そんなすぐにはできません。
トレーニングだそうです。
日々、意識して繰り返していれば、できるようになる。
心理教育トレーニングだそうです。
トレーニングして、無駄なイライラを減らしていきましょう、だそうです。
なるほど~。
たしかに、すぐ「私、こうやって置きっぱなしになってるのを見ると嫌な気持ちになるの。だから使い終わったらしまってほしいな」と言えるようにはならないだろうけど、こういう場合にイラっとくる(例えば寝る前に散らかってたらむかつく、みたいな)ことに気付いて、そうならないように対処できれば前進だし、意識してれば菩薩にはなれなくても怒りの原因に気付くかもしれない、と思いました。
今まではまったく怒りの原因を考えたこともなかったので。
「娘が散らかしっぱなしにしてるから怒れる」と思ってました。
が、怒ってるのは自分なんです。スイッチ入れてるのは自分。
まずそれに気付くだけでも大きいかな、と思いました。