福島へ行って会津若松の七日町通りをフラフラし、夫と合流して、喜多方市へ行きました。

喜多方ラーメンを食べたいがために、宿を喜多方市にしたのです。

宿の周りにラーメン屋さんがたくさんあり、歩いて行ける距離だったので、一旦チェックインしてラーメンマップみたいなものをもらってから行こうということになりました。

 

宿にチェックインしたのが、19時10分頃でした。

「今からラーメン食べに行こうと思うのですが、ラーメン屋さんの載ってる地図みたいなものありますか?」

と聞こうとしたのですが、私が「今からラーメン食べに行こうと思うのですが」あたりで、宿の人が

「今から!?今やってるとこあるかなぁ。もう7時だからね…」

と言いました。

夫が脇に置いてあったラーメンマップを見つけ手に取りました。

「え、7時…」

戸惑う私たち。

7時は夕飯の時間ではないの…?

遅すぎるの…?

てかラーメン屋さんは深夜までやってるんじゃないの???

宿の人は、私たちが誰もそこに行きたいと言ってないのに

「〇〇軒だったらやってるかな。電話して聞いてあげるわ」

と電話をかけ始めました。

〇〇軒は、そのラーメンマップに載っています。20時までと書いてあります。

「あぁ終わっちゃったね。そうですか、はい」

と言って電話を切る宿の人。

そして、「〇〇亭だったらやってるかな…」と呟きながら次の店に電話をかけてくれるのです。

呼び出し中に、私たちに向かって

「朝早いからね、5時ぐらいから仕込み始めるからね、夜はやってないのよ」

と説明してくれました。

「今日まだやってる?終わった?あそう」

と、2軒目も終了していました。営業時間は19時半までの店でした。

私たちは

「ありがとうございます。これ見て何軒か当たってみます。とりあえず荷物部屋に置いて、探してみます」

と言いました。

店の人が

「こことかここは深夜までやってるけどね。あとここのチェーン店ね。地元の人はまず行かないけどね。まぁでもギョーザとかは美味しいからね」

とラーメンマップを見て説明してくれました。

 

部屋に入り、ラーメンマップを見つつ、さっき店の人が行ってた、地元の人は行かないっていう店に行くか、歩いては行けないけど地元っぽい店に行くか…など検討し、地元っぽい店に電話してみたらまだやってるとのことだったので、また車に乗ってそこへ行きました。

 

喜多方ラーメン事情…知らなかった…。

ガイドブックには朝ラーとかも載っていて、もちろん私たちもそのつもりで食事なしの宿にしてたのですが、朝早くからやってるということは夜は早く閉まってしまうんですね。

るるぶなどには20時までって書いてあっても、19時にはもうほとんど閉店しているのです。

朝から14時ぐらいまでの店もたくさんだし。

ラーメン屋は深夜2時ぐらいまでやってるという感覚は、喜多方では通用しません。

宿についてマップを見ながらどこに行くか検討するなんて悠長なことをやってる時間じゃなかったのです。

店選んでもいないのに勝手に電話してくれてビックリしたけど、そもそも選択肢がなかったんだな…。

そして、すごく親切だな…。

 

宿に戻って「〇〇に行ってきました」と宿の人に言ったら「まぁわざわざそこまで…」と言われました。

だって、地元の人が行かないギョーザの美味しい店よりは…ねぇ(^_^;)

「明日の朝もラーメン食べたいのですが、ここらへんでオススメはどこですか?」

と聞いてみました。

さっきは時間的にやってるかどうかだけで電話かけてくれたので。

すると、宿の人は

「ここの隣もおいしいよ。ラーメンマップには載ってないけどね。朝からやってるよ」

とのこと。

たしかにラーメンマップには載ってません。

るるぶも持って行ったのですが、そこのラーメンマップにも載ってません。

電気も消えてお店の看板とかも見えなかったので、隣がラーメン屋さんだということも気付きませんでした。

こんな近くにあったのか~!

てことで、朝ラー1軒目は、チェックアウト前に、宿の隣に行くことにしました。

 

そこの宿、なんだかおばあちゃんの家に来たような感じのところでした。

風呂は家族風呂で、カギをかけて入ってと言われました。

え?4人で入るの…?と思いましたが、別々で入って時間かけても悪いので、4人で入りました。

夫と一緒にお風呂入るのなんて、超久しぶり。

だからといって、特にトキメキも恥じらいもありませんが…(^_^;)

 

次女は添い寝でカウントされていないので、布団は3組。

なのに次女が「私ここがいい!」と真ん中の布団を占領します(^_^;)

ひとしきり布団奪い合いのケンカをして、眠りにつきました。

寝た後、こっそり長女を次女の布団の方に寄せたのですが、夜中に次女が「これ私の布団!」と叫び、一瞬みんなが起きました…(^_^;)

そんな1日目の夜でした。