[月下麗人]の感想です。
 
これは、私の印象ではBUCK-TICKファンに一番人気な曲。
特に、あっちゃんファンに。
 
 
前奏の、ギターが入るまでとギターが入ってからとでは、全然印象が違いますね。
こんなちゃんとした()前奏って、珍しいですよね。
 
そのままのギターでAメロに入って。
うーん、あっちゃんにお似合いの曲だなぁって感じ。
「闇」から始まってるからね、得意分野ですって感じ()
 
しかしBメロになると、すげー今井っぽいと思うんです、このギター。
このメロとか、微妙に広がる感じとか、透明感とか。
しかも初期から変わらないタイプのギター。(つか初期っていつ?って感じだけど)
 
「影を追いかけ」から、低い声のコーラスが入っててステキです。
とにかく、低い声のコーラスが好きなんです。
「歌にして」あたりでは高いコーラスも入ってますが、もちろんステキ。
 
サビはもう、身を委ねるしかないというか。
BUCK-TICKの世界に浸るというか。
暗くて、ゆったりした感じが心地良いです。
ゆったりって言っても、開放感はなくて、むしろ閉塞的な。
だからゆったりできますよって感じ。
コーラスの重なりがゆったり感を出してんのかな。
 
ちょっとシンプルな間奏に、ギターが入って…このギターがキレイな音じゃないところがイイですね。
でもギターソロっぽい。
つか、ギターソロだよ、完全に。
 
その後の「気のせいさ ぬくもりこの手に蘇る」が切なすぎる。
この歌い方も反則だわ…。
あの、全然関係ないのですが、意外と櫻井さんの歌詞ってキレイなんですよね。
1文だけ抜き出そうとすると、キレイな言葉ばかり使ってあって、全体の印象と違ってビックリすることがあります。
この[月下麗人]も、「花一輪 歌にして」とか、すごくキレイな言葉ですよね。
でも、それだけじゃなくて、あっちゃんっぽい暗い感じもあって。
この一連は、キレイで切なくて、暗くて透明感があって、聴いてると、なんだかヘンなザワザワした感じがします。
その後の「あーあなたの夢」で、すっかり暗い感じになってくれて、却って安心するというか。
 
それにしても、こういう曲を生き生きと歌ってるあっちゃんが想像つきますよ…。
 
あら…PHYであっちゃんが「幻想的な曲」と。
え、全然「幻想的」って思わんかった…。
今井の「まじめーな曲」ってのは、なんとなくわかる()
「こういう曲があると締まる」かどうかわからないけど。
ヒデ!「これは一番深いですよね」って、何が!?何が深いの???歌詞ですか??
「根本的に持ってるものだと思います」私も。こういうのも、今井っぽい。
だから「今井くんのヴォーカル」バージョン聴いてみたいよーーー。
「表情がよかった」って?すげー似合わなさそうだけど??
アニイの「俺が櫻井だ!」に賛成()