以前、私のことを「変態」呼ばわりした同僚(12/21 願いを叶えて)は、
分の好きなミュージシャンのことを、下の名前の呼び捨てにします。
一般的には、そのミュージシャンはフルネームで呼ばれているので、とても違和感があります。
(えっと、例えばアムロナミエのことを「ナミエ」って呼ぶみたいな感じ)

ある日、私は彼女に
「ファンの人はみんなそう呼ぶの?」
と聞いてみました。
答えはYES。
つまり、彼をどう呼んでいるかで、ファンであるかどうかもわかるらしいです。
 
で、逆に
「櫻井敦司のこと、なんて呼んでるの?」
と聞かれました。
「え、っと・・・あの、・・・ぁっちゃ・・・」(だんだん小声)
聞こえなかったようで、
「なに? アツシ?」
と聞かれ、顔がカーッとなりました。
 
あつし!
アツシ!!
あ、つ、しーーー!!!
 
「やん!やん!!やんっ!!!そんなふうに呼べないよっ!!!」
いきなりグネグネと照れ始める私・・・。
「あ、そうぉ?」
フツーに好きなミュージシャンを呼び捨てにしてる同僚。
「だって、だって、そんなん・・・!!!だってー・・・、それ、こいび・・・恋人、みたいじゃん!!!!」
照れすぎだろ、私・・・。
妄想の中ではいつも恋人のくせに。
「てゆーか、CUBEが・・・CUBEのテンションが・・・」
呆れる同僚。
「うぅん~うぅん~」
なんかよくわからん声を発してグネグネする私。
 
「で、なんて呼んでんだっけ?」
ぁ・・・あ・・・ちゃ、ん」 (小声) *誰かさんの喘ぎ声じゃありません
「ん?」 (聞きなおす同僚)  *誰かさんが微笑んだのではありません
「あ、ちゃん」 (ちょっと大きめ)
「なにって?」
「・・・うーっ! あっちゃんだよぉっ!!!
なんだか・・・ほとんど泣きそうになってしまいました。
 
「あ、あっちゃんね・・・そういや、聞いたことあったな」
と同僚。
そりゃ、引くよね・・・。 なんで泣きそうになるんだ?私・・・。
「ファンはみんなそう呼んでるの?」
との質問に、YESと答えるも
「でも、でも・・・なんかあっちゃんって呼ぶのも、あの・・・照れるってゆーか、なんか、ね、アレだから・・・
 うん・・・だからあの・・・さ、櫻井さん、とか・・・呼んだり・・・」
と言う私に、同僚は更に呆れて
「・・・重症だね」
と一言。
「うぅん~うぅん~」
と繰り返す私・・・。
これが何なのか、自分でもよくわからない・・・。
 
でも、恋人気分を味わうために一時期「敦司」と呼んでいたこともありました。
もう今は恥ずかしくて、「敦司」だなんて呼べません。
心の中では常に「あっちゃん」だし、誰かと彼の話をする時もいつも「あっちゃん」だけど、
それすらも、こうやって複数というか、公というか、冷静な時はちょっと恥ずかしい・・・。
みーんな「あっちゃん」って呼んでんのに、なぜか照れちゃうのです。
だからよくここでも「櫻井さん」って書いてるんです。
 
・・・ねぇ今井さん? 恥ずかしいよねぇ??
そういうの、重症だってサ・・・。