いつの間にか日が開いてしまいましたが、この間のグチグチした記事↓の続きです。
グチグチした記事:屍踏みしめ、ただ歩く1
 
 
なんかこう・・・悲しいこととかあっても、今まで平和だったんだなーと思いました。
「悲しい!」だの「嬉しい!」だのでワーワー言える日常生活が平和だな、と。
もちろん、悲しいことはイヤですが、そもそもそんなことあんまりなかったし。

とにかく、平和に穏便に過ごしてきて・・・なんとなく、
この日常の繰り返しで、いろいろな出来事があって、一生を終えるんだなぁ、
みたいな感覚になっていました。
そんなこともわざわざ思わずに、そういう感覚になっていました。

なんというか、櫻井さんの歌詞も前に比べて「血反吐を吐く~もっと傷を深く深く」みたいな
感じじゃなくなってきてるし(それにしてもヒドイなこの歌詞)、こう、光に向かうというか、
状況はどうであれ、そちらを向くというか、そんな感じで、自分自身もなんとなくそんな感じでいました。
それが・・・

あのZeppNagoyaのライブによって
「いつも同じじゃない」「いつまでも同じじゃない」「安定してなんかいない」と
思い知らされたような気がしました。
アレによって、なんというか・・・今まで見ないようにしてきたもの、というか、
気にしないようにしてきたもの・・・を引きずり出されたというか・・・。
幸せな今とか、幸せであろう未来とか、そういう現実的な感情や予想でもって隠してきた不安や恐怖を、
剥き出しにされたというか。
日常生活に埋没して、余計なことは考えないようにして、幸せを自覚して、平穏な未来を信じて、
なんというか、「うまく」生きてきたつもりなんだけど。
それは仮面のようなもので、ベロッとそれが剥がれたような。
 
 
しつこいようですが、べつに櫻井さんのせいじゃありません。
あのライブパフォーマンスは残念だったけど、よくホームラン打つバッターが三振だったからといって
責めるべきではないと思います。
あれは、ただのキッカケです。
最近、けっこう安定した彼ばかり見てきたので、忘れてたんです。
彼が不安定な存在だったということを。
完全に油断してました。
同時に、自分の不安定さもスッカリ忘れてました。 ずっと安定してたから。
 
 
とにかく、超久しぶりに気持ちが急降下して、あっちゃんファンの親友Oさんにグチグチ言い、
「もうダメ なにもかも投げ出したい」という気持ちをなんとか抑え、徐々に徐々に回復しました。
 
その間も、仕事には行ってたし、家事もやってたんですけどね。
ただ、超遅い・・・。 仕事は溜まる一方、夕飯は普段以上に手抜きばっか。
夫にはバレてない、というか、普段通りに接してきたつもりなのですが、
ある日夫が「俺、なんでかわからないけど、最近あんまりヤル気なくてさ・・・」と言った時、
「私、夫の無意識下に悪影響を与えている・・・!」と思いました。
3週間後の大阪2daysで親友Oさんと語りまくったのもあって、
その辺りから大丈夫な感じになりました。
 
今思うと、「なんだったんだろ?あの1ヶ月間は」という感じです。
だって、ゴチャゴチャ考えても何も結論出ないことわかってんのに。
どうせ他を犠牲にしながら生きていくのに。 それしかないのに。
し~かばね踏みしめ~、ただ歩く~しかないのに。
そうやって生きていくしかないってわかってるのに。
何年もヘンなこと考えずにすんでたのに、それでもこうなるのね、と思いました。
それを覚えておこうと思いました。
 
こんなんで申し訳ありませんが、REBIRTHの思い出です。
あ、名古屋以外は楽しかったですよ。
でも、やっぱり怖くて、心の底から楽しんだ、とは言えませんが・・・。
 
 
それにしても、私にとって櫻井敦司の影響すげーな・・・。
たった2時間のライブで、約1ヶ月も私の心を不調にさせやがったZEEEE・・・!!