BUCK-TICKのメンバーがホストだったら・・・という、ただの妄想です。
やっと、ひーくんバージョンです。
もう、今井が書きたくって!
だって、私の妄想はほとんど今井なのよ!!
そして私の萌えもほとんど今井なのよー!!!
といっても、残念ながらべつにおもしろくないですけど・・・いつも通りです。
 
までのやつ↓
 
 
 
clubBlack-Trick」~ワインと、煙草と、薔薇~前編 
 
常連客のDが来店。
ダムドラ:「ご指名はいつもの?」
D:「ええ、ひーくんで」
Dはいつも一人で店に来る。
ソファに座ると、まずバッグから煙草を取り出し、テーブルの上へ。
ひーくんが横に座る。
ひーくん:「しつれーします」
Dは、ひーくんが座ったのを確認してから、煙草を取り出す。
面倒くさそうに火を差し出すひーくん。
ひーくん:「ドーゾ」
そんなひーくんを見ながら煙草に火をもらうD。
ひーくん:「あ・・・何、飲む?」
ひーくんは、挨拶以外はタメ語でしゃべる。
D:「じゃあ・・・ワインで」
ニッコリとひーくんに向かって笑うD。
その笑顔にひーくんは無反応。
ひーくん:「ワイン?え、何がいい?」
D:「そおねえ・・・」
Dは、煙草の煙を吐き出して、足を組み換えて、ひーくん側のソファに手を付く。
D:「ひーくんは、何がいい?」
再びニッコリと笑いかけるD。
ひーくん:「じゃあ、コレ」
リストからあっさり選択するひーくん。
D:「いいよ、それで」
用意しようとしたスタッフに
ひーくん:「あ、俺やるわ」
自分でやりたがるひーくん。
ひーくん:「これだけど」
ラベルを見せてDに確認するひーくん。
頷くD。
手際よく用意するひーくん。
ひーくん:「あ、の・・・つまみ、いる?」
首を振るD。
ひーくん:「じゃあ・・・」
グラスを持ち上げるひーくん。
その手に軽く手を添えるD。
D:「待って。ひーくん、今日何の日か知ってる?」
ひーくん:「は?・・・誕生日?」
記念日というと、それくらいしか思いつかないひーくん。
D:「違うわよぉ!私とひーくんが初めて会った・・・記念日」
そう言ってDが取り出したのは、1本の薔薇。
もちろん、赤。
ひーくん:わ・・・俺こういうのって・・・苦手、なんですけど・・・
D:「ひーくん、今イヤだなぁって思ったでしょ?」
ひーくん:「や、べつに・・・」
笑うD。
D:「いいよ。知ってるもん、ひーくんがこういうの苦手なこと。でもコレはプレゼントね」
ひーくんの胸に薔薇を挿すD。
ひーくん:「・・・」
D:「似合ってる」
照れるひーくん。
ひーくん:「つか、飲まねーの?」
D:「乾杯、しよっか」
グラスを持ち上げる二人。
D:「ひーくん、言って」
ひーくん:「・・・」
D:「ほら」
チョン、と薔薇の花びらを触るD。
ひーくん:「・・・じゃあ、んと・・・二人、の・・・」
D:「ひーくん、名前言ってよぉ」
ひーくん:「・・・D、ちゃん・・・と、俺の・・・あー・・・出会った記念、に・・・カンパイ・・・」
D:「乾杯」
満足そうにグラスを合わせるD。