今日は、Voo Doo(以下VD)の歌詞について。
 
こっちは、手に入れるまでほとんど歌詞がわからなかったし、なんといっても櫻井さんなので、
とても楽しみにしていました。
実際見てみて、今井さんの言う朝食前に書いた感じとか、
櫻井さんの言う櫻井敦司らしいと思われるというのに「ああ、なるほど」と思いました。
「櫻井敦司語の羅列」って感じですよね、コレ。
といっても、べつに「力抜いてる」とか「やっつけ仕事感がある」とかじゃないです。
得意分野で来たね、って感じです。

 
独壇場Beauty(以下独B)と同じように「踊れ」という表現が出てきますが、
まぁ~まるで印象が違いますね。
独Bは「死ぬほど楽しめ 踊れ」ですが、VDの方はいちいち闇の感じが滲み出てますよね。
・・・あ。
でも、どっちみち、同じ意味なのかな?
どっちも、えっと・・・bridgeで彼が言ってた「生きると同じ意味」なのかもしれない。
だとしたら、なんでこんなに印象が違うんだろう?
 
やっぱり、刹那的な感じがする、ってのがあるかもしれません。
独Bは生き方の一つとしての「踊る」であるのに対して、
VDは一瞬のイメージとしての「踊る」というか。
うーんと、どちらも「生きる」って意味だとしても、
独Bは「自由に生きるという生き方」というのに対して、
VDは「自分が生きていると感じる瞬間」というか。
・・・わかりにくいですね。
一生か、一瞬か、ってコトです。(急に説明を諦めた・・・)
 
なので、独Bが大げさに言うと生き方の提示だとすると、VDは全体的に「夢」みたいな感じですよね。
夜のイメージですが、寝て起きたら確実に消えてしまうモノ、みたいな。
だからこの一瞬を楽しんで
踊り狂え」・・・あれ?それって、
結局、独Bと同じコト言ってんじゃない??
わ・・・マジで!?
いきなり、ヘンなことに気付いた!
同じ要素を持ってんのね、この2曲!!
わわわわ・・・! こんな解釈、いいのかな?
同じコトの、一生バージョンと、一瞬バージョン?
・・・まさかね。

 
まあ、とにかく、その一瞬ってのは、音楽と人で言うところの、現実じゃない方の世界
だと思うのですが。
彼の好きな世界、彼が捉われる世界。
そういえば、彼は「ファッションとかスタイルとしてこういう世界が好きだったはずなのに、
いつの間にか侵食されている」みたいなコトを言っていたと思いますが、
逆に、もともとそういう性質だからそういう世界に惹かれたんじゃないかと思います。
 
 
関係ないけど、「眼と眼で愛し合う」「鼓動で愛し合う」って表現・・・エロくてたまらないんですけど
出し入れよりもエロさを感じる・・・のは私だけでしょうか・・・。
 
つーか、彼が「もっともっともっと」って歌うのがエロくてしかたないんですけど
本人さんは、自分の声で「もっともっともっと」って言う効果に気付いてんのかな?
「こっち向いてHoney」とか「だって何だかHoney」とかも。
もう、なんか腰がヤバイ
 
 
私、結局こういう歌詞が好きだな~と思いました。
だって、この歌詞で特に好きなとこ「意味なんて何も無いんだ」とか
「愛を掲げこの夜に乾杯だ」とか「闇の果てで」とかだもの・・・。
結局、こういう歌詞の方が落ち着く・・・。 
どっちが良いとかじゃなくて・・・。
どっちもあるから、良い。
 
 
ところで・・・Voo Doo Danceって、何ですか?