本日3/1は、高校の卒業式でしたね。
私にとって高校の卒業式の日は、とても特別な日になりました。

忘れもしません。
その日、卒業式の後、初めてBUCK-TICKのライブに行ったのです。
初めて、この目で彼らを見たのです。

RED ROOMでした。
名古屋センチュリーホールでした。
当時FCに入っていなかった私は、遠い席でした。
でも、確かにそこに彼らがいました。

何も通さずに本物の彼らを見ました。
今まさに演奏している音を聞きました。
そこに、同じ空間に存在しました。

それは、初めての体験でした。
他の人のライブに行ったことはありました。
他のバンドのライブに行ったこともありました。

でもそれは、初めての体験でした。
私がここに、生きているのだと。
今ここに、こうして生きているのだと、強く実感したのです。
今ここにこうして生きていて、彼らの音をこうやって感じることができて、良かったって思いました。

高校生時代は、まあ、思春期なので当然かもしれませんが、「どうして生きているのか」だの
「どうして生かされてるのか」だの「消えることはできる生きていく意味知らない」だの
ばーっかり考えていた時期もありました。
私にとってそれはわりと暗黒で、結局「天国へ行くのさ ここよりはまだましだろう」と
結論付けたりしていました。

でも、だからこそ、その日「今私はここにこうして存在してる」という事実、
そして「あんなことばかり言ってる櫻井さんもここに存在してる」という事実を、
とても嬉しく感じました。

ここで印象深かった曲のことなど書ければいいのですが、正直まったく覚えていません。
今セットリストを見てもまったく思い出せません。
情けない・・・。
でも、それだけ感激したということです。

その前のCHAOSツアーに行けなかった悔しさもあったかもしれません。
そして、櫻井さんの急病のこともありました。
とにかく、彼らに会えて、彼らも私もそこでそうして生きていて、本当に嬉しかったのです。

それまでもB-Tファンではありましたが、そのライブで更に急激に好きになりました。
なので3/1は、私が完全にB-Tにハマった記念日です。