昨日、「堀田力の講演会といっこく堂ライブショー」に行ってきました。
堀田力氏は、元検事で、今はボランティアをやっています。
彼の話はとても聞きやすく、わかりやすく、おもしろかったです。
彼は、「人とつながること」が、どれだけ救いになるかを話してくれました。
阪神淡路大震災の時、一命を取り留めて「良かった!助かった!」と言っていた人が
10ヶ月程経ったあたりから自殺や孤独死で何百人と亡くなっていったそうです。
彼らはみんな、何もなくなってしまい、希望もなく、先が見えず、孤独だったそうです。
「孤独死」と言っても、結局は自殺と同じだ、と話していました。
仮設住宅の中で、酒のビンに囲まれて、死後3ヶ月経って発見された人もいたそうです。
話し声も丸聞こえの中で、隣の人はなぜ3ヶ月も気付かなかったか。
生きていても、元気がないからです。 シーンとしていたのです。
そして、生きている時も、関わりがなかったからです。
そのような状態で孤独死した人は、毎日少しずつ自殺していったのと同じだ、と言ってました。
せっかく助かった命だというのも、自分が死んだら周りの人がどれだけ辛い思いをするのかも
その人たちは、誰よりもわかっています。
それでも死を選んでしまう人たち。
それは、孤独だからだそうです。
その被災地に、誰でも集まって話せる場を設けたそうです。
しかし、50代~60代にかけての男性はその集まりにほとんど来てもらえない。
そして、孤独死、自殺、といった人のほとんどは、その方たちだったんです。
誰かに話せば、道も見えたかもしれないのに。
道は見えなくても、死ぬ程思いつめることもなかったかもしれないのに。
その他にも、子どもの、いじめによる自殺、子育て中の虐待など、いろんな例を挙げながら
いかに孤独が辛いことか、いかに人とつながることがあたたかいことなのか、
つながるかどうかでどれほどの違いがあるのか、を話してくれました。
私自身は、普段それほど・・・というか、全然寂しがり屋じゃないので、
あまり「人とつながること」に魅力を感じません。
むしろ、この50代~60代の男性のように、面倒くさい、かっこ悪い、わずらわしい、
弱みを見せたくない、一人でも大丈夫、責められたくない・・・そういった感情の方が強いです。
でも、こういう話を聞いてみると、いざという時のつながりが自分の中にあるからこそ、
寂しくないと思えているのだと感じました。
ありがたいことです。
でも、この地方では、「東海・東南海沖地震」が発生すると考えられています。
その、私の中にあるつながっている人たちが全ていなくなってしまうことだって考えられます。
そういった時こそ、誰かと新たにつながろうという気持ちを持つことが大切なんだと思います。
誰かに弱みを見せられれば、「助けて」と言える。
誰かを助けることで、必要とされることで、救われる人もいる。
何もない人同士だからこそ、つながりが大切なのだそうです。
孤独は、人を殺してしまうから。
行動を基にしたお話は、とても説得力があり、あたたかく、力強かったです。
心の中ばかりを見て、ゴチャゴチャ分析ばかりして、そのくせ極論を選択し、
もしくは早々とあきらめてしまう傾向にある私は、自分をとても小さいと思いました。
・・・あ。
いっこく堂のライブショーの感想も書こうと思ってたのに・・・長くなっちまったので、サラッと。
プロです。
さすが、プロです。
とってもおもしろいです。 すばらしい。
もちろん、技はすばらしいです。 でも、それだけじゃない。
みんなが笑顔になるショーでした。 パフォーマンスがすばらしい。
本当に、子どもからお年寄りまで、みんなが笑顔になりました。
ショーを見た人、みんなこんな気持ちだったでしょう。
いっこく堂さん、ステキな時間をありがとうございました!
堀田力氏は、元検事で、今はボランティアをやっています。
彼の話はとても聞きやすく、わかりやすく、おもしろかったです。
彼は、「人とつながること」が、どれだけ救いになるかを話してくれました。
阪神淡路大震災の時、一命を取り留めて「良かった!助かった!」と言っていた人が
10ヶ月程経ったあたりから自殺や孤独死で何百人と亡くなっていったそうです。
彼らはみんな、何もなくなってしまい、希望もなく、先が見えず、孤独だったそうです。
「孤独死」と言っても、結局は自殺と同じだ、と話していました。
仮設住宅の中で、酒のビンに囲まれて、死後3ヶ月経って発見された人もいたそうです。
話し声も丸聞こえの中で、隣の人はなぜ3ヶ月も気付かなかったか。
生きていても、元気がないからです。 シーンとしていたのです。
そして、生きている時も、関わりがなかったからです。
そのような状態で孤独死した人は、毎日少しずつ自殺していったのと同じだ、と言ってました。
せっかく助かった命だというのも、自分が死んだら周りの人がどれだけ辛い思いをするのかも
その人たちは、誰よりもわかっています。
それでも死を選んでしまう人たち。
それは、孤独だからだそうです。
その被災地に、誰でも集まって話せる場を設けたそうです。
しかし、50代~60代にかけての男性はその集まりにほとんど来てもらえない。
そして、孤独死、自殺、といった人のほとんどは、その方たちだったんです。
誰かに話せば、道も見えたかもしれないのに。
道は見えなくても、死ぬ程思いつめることもなかったかもしれないのに。
その他にも、子どもの、いじめによる自殺、子育て中の虐待など、いろんな例を挙げながら
いかに孤独が辛いことか、いかに人とつながることがあたたかいことなのか、
つながるかどうかでどれほどの違いがあるのか、を話してくれました。
私自身は、普段それほど・・・というか、全然寂しがり屋じゃないので、
あまり「人とつながること」に魅力を感じません。
むしろ、この50代~60代の男性のように、面倒くさい、かっこ悪い、わずらわしい、
弱みを見せたくない、一人でも大丈夫、責められたくない・・・そういった感情の方が強いです。
でも、こういう話を聞いてみると、いざという時のつながりが自分の中にあるからこそ、
寂しくないと思えているのだと感じました。
ありがたいことです。
でも、この地方では、「東海・東南海沖地震」が発生すると考えられています。
その、私の中にあるつながっている人たちが全ていなくなってしまうことだって考えられます。
そういった時こそ、誰かと新たにつながろうという気持ちを持つことが大切なんだと思います。
誰かに弱みを見せられれば、「助けて」と言える。
誰かを助けることで、必要とされることで、救われる人もいる。
何もない人同士だからこそ、つながりが大切なのだそうです。
孤独は、人を殺してしまうから。
行動を基にしたお話は、とても説得力があり、あたたかく、力強かったです。
心の中ばかりを見て、ゴチャゴチャ分析ばかりして、そのくせ極論を選択し、
もしくは早々とあきらめてしまう傾向にある私は、自分をとても小さいと思いました。
・・・あ。
いっこく堂のライブショーの感想も書こうと思ってたのに・・・長くなっちまったので、サラッと。
プロです。
さすが、プロです。
とってもおもしろいです。 すばらしい。
もちろん、技はすばらしいです。 でも、それだけじゃない。
みんなが笑顔になるショーでした。 パフォーマンスがすばらしい。
本当に、子どもからお年寄りまで、みんなが笑顔になりました。
ショーを見た人、みんなこんな気持ちだったでしょう。
いっこく堂さん、ステキな時間をありがとうございました!