引き続き「HEAVEN」について。
今回は、サビメロの歌詞についてです。
やはり「翳りゆく」「腐りゆく」「狂いゆく」とマイナス要素が含まれていますが
この世界のことを「美しき」「素晴らしき」世界、としています。
あの厭世的な櫻井さんにしては、とても肯定的な表現だと思います。
そして・・・「この素晴らしき 生まれゆく世界」です。
「この素晴らしき 生まれゆく世界」・・・。
しかも、その後に続くのは、赤い血を吸うことも人を狂わせることもなく、ただ風に吹かれて咲く桜。
なんてキレイな情景描写でしょうか。
・・・なんと強い肯定なのでしょうか。
しかし、その肯定の強さに、なぜか悲しみが含まれているように感じます。
その悲しみは、とても硬質で透明度の高いイメージ。
そしてなぜか、不安を感じます。
そんなこと言ってしまって、いいものか・・・と。
素晴らしきと言い切ってしまって、いいものか・・・と。
本当に、そうなのか・・・本当に、そう思っているのか・・・と。
今井さんはよく「聖なる現実」「なんて素敵な光景」等、肯定的な表現をしますね。
あっちゃんの「この素晴らしき 生まれゆく世界」は、これら程には説得力がないと感じます。
それはやっぱり、言葉の違いではなく、あっちゃんが書いているから。
それでも「この素晴らしき 生まれゆく世界」と、強く肯定しています。あっちゃんなのに。
そのアンバランスから生まれる隙が、不安を作るのでしょうか。
説得力を感じない分、生まれゆく世界が素晴らしいものだと信じたいと思う気持ちが強くなります。
とにかく、この世界のことを強く肯定するというパターンの歌詞に驚きました。
最初は、「翳りゆく」「腐りゆく」「狂いゆく」と対比させる言葉として「素晴らしき」「美しき」と
表現したのだと思いました。
でも、この肯定の強さを感じた後は、この部分、なんだか胸がいっぱいになります。
厭世的な彼が、強く肯定するこの世界・・・。
私もここに、生きていると思うと。
それとも・・・真逆のことを言うようですが
「腐る」「狂う」「翳る」と「生まれる」が同列ということでしょうか?
「人生はバラ色 なんて素晴らしい」と皮肉ってるように。
この部分だけなら、正直こっちの方があっちゃんらしくてしっくりくる。
でも、たぶんこっちじゃないですよね。あのメロディだし。
今回は、サビメロの歌詞についてです。
やはり「翳りゆく」「腐りゆく」「狂いゆく」とマイナス要素が含まれていますが
この世界のことを「美しき」「素晴らしき」世界、としています。
あの厭世的な櫻井さんにしては、とても肯定的な表現だと思います。
そして・・・「この素晴らしき 生まれゆく世界」です。
「この素晴らしき 生まれゆく世界」・・・。
しかも、その後に続くのは、赤い血を吸うことも人を狂わせることもなく、ただ風に吹かれて咲く桜。
なんてキレイな情景描写でしょうか。
・・・なんと強い肯定なのでしょうか。
しかし、その肯定の強さに、なぜか悲しみが含まれているように感じます。
その悲しみは、とても硬質で透明度の高いイメージ。
そしてなぜか、不安を感じます。
そんなこと言ってしまって、いいものか・・・と。
素晴らしきと言い切ってしまって、いいものか・・・と。
本当に、そうなのか・・・本当に、そう思っているのか・・・と。
今井さんはよく「聖なる現実」「なんて素敵な光景」等、肯定的な表現をしますね。
あっちゃんの「この素晴らしき 生まれゆく世界」は、これら程には説得力がないと感じます。
それはやっぱり、言葉の違いではなく、あっちゃんが書いているから。
それでも「この素晴らしき 生まれゆく世界」と、強く肯定しています。あっちゃんなのに。
そのアンバランスから生まれる隙が、不安を作るのでしょうか。
説得力を感じない分、生まれゆく世界が素晴らしいものだと信じたいと思う気持ちが強くなります。
とにかく、この世界のことを強く肯定するというパターンの歌詞に驚きました。
最初は、「翳りゆく」「腐りゆく」「狂いゆく」と対比させる言葉として「素晴らしき」「美しき」と
表現したのだと思いました。
でも、この肯定の強さを感じた後は、この部分、なんだか胸がいっぱいになります。
厭世的な彼が、強く肯定するこの世界・・・。
私もここに、生きていると思うと。
それとも・・・真逆のことを言うようですが
「腐る」「狂う」「翳る」と「生まれる」が同列ということでしょうか?
「人生はバラ色 なんて素晴らしい」と皮肉ってるように。
この部分だけなら、正直こっちの方があっちゃんらしくてしっくりくる。
でも、たぶんこっちじゃないですよね。あのメロディだし。