昨日、「奇跡体験!アンビリバボー」というテレビ番組を見ていたら難病の2人の子供のために製薬会社まで起こしてしまったアメリカのお父さんの実話を紹介していました。
この実話は7月24日からハリソンフォードが監督する「パパ、私のお薬をつくって」という映画で全国ロードショーされるようなので結末はそちらでお楽しみいただければと思いますが・・・
オレゴン州の経営コンサルタント会社に勤めるエリートビジネスマンのジョン。妻のアイリーンとの間にもうけた8歳の娘、メーガンと6歳の息子のパトリックがポンペ病という4万人に1人といわれる病に冒されてしまった。この病気が兄弟で発症することは極めて珍しく、また、治療薬は無い・・・平均寿命9年の難病...
「命のタイムリミットが容赦なく迫る中、父、ジョンは驚くべき決断をする。」
彼は、勤めていた大手コンサルタント会社を辞め、バイオテクノロジーのベンチャー企業を立ち上げ、ポンペ病の新薬を開発しようと努力します。
愛するもののために、これまで自分が築いてきたキャリアを捨て、まったく新しい分野で1から開発をするって凄い勇気がいることだと思いました。自分が彼と同じ立場だった場合、まず自分がスキルがない分野で起業出来るか・・という部分で行き詰まると思うんだけど、その次のステップである新薬が開発出来るまでの環境を手に入れてしまうことは凄いと思いました。金銭的な苦悩もあったと思うし、薬の開発のタイムリミットとも戦わなければならない・・・・
映画ではジョンと2人の子供を支えた妻のアイリーン、子供達のがんばる姿も紹介されているようなので、劇場で是非、見たいと思っています。
ちなみに、映画の中でハリソンフォードはポンペ病の博士として登場するんだけど、個人的に博士はあんまり興味ないかも...

とても勇気がもらえる映画だし、彼の努力は、自分の子供だけでなく、同じポンペ病で苦しむ子供達、親たちにも光を与えるものです。何か僕も自分のスキル内で(笑)世の中のために出来ればいいんだけどな。


