待ちに待っていたファーストジャパニーズの初回放送!
(以前、石田ひかりさんがナレーションで同じタイトルの番組をやっていらっしゃいましたが。)
HDDに録画してあったものをまずさらっと見終わりました。
感想をきちんと書くにはもう一度くらい見ないとまとまらない気がするのですが、日本から海外へ飛び出した方を追う、セミドキュメントというタッチでしょうか。
今回のファーストジャパニーズさんはイタリア・フィレンツェにてカバン職人として腕を認められ、名の知れた老舗カバン店で働いていた「大平智生(おおひら ちせい)さん」。
このたび、老舗カバン店から独立し、自らのカバン工房を立ち上げるという岐路にせっきーがお邪魔するというもの。
職人が多く住んでいる街、フィレンツェ。
大平さんのほかにも鍛冶職人として修行を重ねている日本人男性や、その男性をわが子のようにかわいがり指導し、いずれは工場も譲りたい気持ちでいるというイタリア人師匠のおじさま。素敵だったなぁ~
なんだろう、国境も人種も越えた何か目に見えないものが存在していて、そして今があるような。。。
苦労も努力もたくさんしたであろうに、職に誇りを持ち、そして日本人としてもどこにいてもちゃんと誇りを持っている。
だからこそこうして異国の地で根を生やすことができるんだろうな。
番組内ではせっきーの露出というか、語りは少なめです。
でもせっきーが持つ感性がすごく生きていく番組に今後なるではないかと思ったりしています。
大平さんが自分の工房で作る最初のカバンをせっきーへのプレゼントにということで製作してくれることになり、大感激なせっきー。髪の毛かきむしりながら(笑) 喜んでました。
早速、せっきー愛用のスケッチブックにさらっと好みのカバンの絵を描いていく…
それを見た大平さんが下準備の仮型紙をささっと作ってくれて。
お互いに「智」の字が名前についていることから、「智」をカバンのどこかにつけましょうと相成りました。
せっきーの字がそのまま焼印になるのです。
その後大平さんはカバンの生地、皮を入手しに出かけたり、だんだんとせっきーが書いたカバンの絵が現実のものになって行きます。
縫製の段階になり、大平さんはやはり職人。ちょっとの妥協も許さず、少しだけ下糸が出てきてしまった縫い跡をやり直しに。
糸を解き、慎重に先ほど開けた針穴に糸を通していく。
見事に完成したカバンは三日月のような形のショルダーバック。
背の高いせっきーにあわせた長いショルダーが印象的です。体にフィットするような柔らかい皮を使い、とても素敵な逸品です。
最後にそう、「智」の焼印を押して出来上がり。この役目はせっきー自身が体験させてもらいました。
自ら書いた「智」の字がカバンにきれいに焼き押され、世界にひとつだけ、そして大平さん独立後初めての作品となるカバンがこの世に誕生しました。
イタリアで職人仕事だけで生活していくことは難しいそうで、奥様も働きに出られたりしているそうです。
他の職人さんは別の仕事を掛け持ちしていたりと、大変な様子。
職人さんがいないといい名品はなくなっていく一方ですし、またその伝統を受け継ぐ人もまた少なくなっているわけで、どちらにせよ大変なこと。
日本においても同じで、伝統的様式を守っていく上で大事な職人が後継者不足で苦労されていますね。
言葉で書くのは簡単だけれど、なくならないでほしいな…
さて今回もせっきーは絵日記をつけていました。
イタリア女性が革のカバンをかけて歩いている姿。大平さんと老舗カバン店オーナーと様子。
またいつか目にする機会があることを楽しみにしています。
せっきーもこの出会いをきっかけにまた何かを掴み、次のファーストジャパニーズに会いに行くでしょう。
来月も楽しみです♪
ちょっと支離滅裂な感想?でしたが、また改めて番組を見直してから追記できればと思います。