読書感想 支倉凍砂 狼と香辛料Ⅲ を読んで | 道標を探して

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 ただ、そこに進んでみたい道がある。
 仰いで見たい空がある。
 踏んでみたい土がある。
 嗅いで見たい風がある。
 会ってみたい、人がいる。



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3巻か・・・
この巻の話はなんだろ・・・・・・こう、ロレンスがすごく努力すると言えばいいんだろうか。

とにかく、やっぱり読みやすい割に話の先が読めないあたり、すごく面白い。

ライトノベルってさ、普通字の量が少ない代わりに表面的な話で大体が終わるでしょ?

でもこれは、狼と香辛料はさ、そんな表面読みをしつつも、そのところにちゃんと文学作品の手引きをするような、ラノベを読むだけで小説を読むことが完結しないような書き方をしてくれてるんだよね。


情景とか、心理描写とか。

今、狼と香辛料は9巻まで読み終わってるんだけど、多分この巻が一番そういう点で優れてると思う。

まあそうでなくとも刊行されてるこの作品はいいものだとは思うけど。

でもなあ、いくらいい作品だからといってそれを購入するだけの小銭がなきゃ話にならないよね。

最近ブックオフで超大量にハードカバーとか文庫本とか買っちゃって、小遣いの残りがもう54円なんだよね。

うまいアフィリエイトの方法でも見つけなきゃなぁ、と今日このごろ・・・


一言
CLANNAD、やっぱりいい作品

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