図書館で見て、久しぶりに衝撃を受けたので借りてきました。
一部ではありますが、ここに画像を載せようと思います。
多少ではありますがグロテスクなものも含まれます。
完全に耐性のない方はこの記事は飛ばしてください。
ちょいちょい考えとかいれます。
写真の前にある、第1頁にある文章
「天罰」と「天啓」をつなぐ架け橋
3月11日の大地震は、大津波を呼び込んだ。
地震はどんなに巨大でも、街と人を、そこに残す。
津波はすべてのものを壊し、攫い、流し、消し去る。
東北・三陸の津々浦々ことごとく、壊され、攫われ、流され、消し去られた。
率土(そっと、意味は地の続く限り)の浜はいずれも、訪なう人なく無人の境と化し、
放射能で、魚・野菜・茶・牧草・おそらく米も‘不安全’。
マスコミの声高な復興報道も現地には虚ろにひびく。
日本は間違いなく、崩壊しつつある。
それを認めるか、認めないか。
天罰か、それとも天啓なのか。
3・11以来、日本はふたつに引き裂かれている。
津波を見た人たちと見なかった人たち。
津波を知った人々と知らずにいる人々。
この写真集は、両者のかけはしである。
この濁流にに巻き込まれた人たちも居るんだろうね。
今後の画像も主に生命のあったものの名残みたいなものを背景のテーマにして出していくから
↑顔のない遺骸なんてものもあるんだろうね、こんな小さいブルーシートだもの。
このエネルギーはどこから来るのか、テレビに映る大人たちは皆表情なんてなかったよ。